産後の思い出 1
こんばんは。
今日はおばあちゃんを病院に連れて行き、おばあちゃんのお弁当を作り、娘のオムそばちゃんを病院に連れて行き、病院づくめの一日でした!
おばあちゃんは「ごはん食べてない!」「薬を最近飲んでない!」と主張していましたが、先生に軽くスルーされていました。🙄💦
~~ 産後の思い出 1 ~~
母のおしゃべりが止まりません。
これはどこなの?あれはどうなの?
これはどうしたらいいの?これはここでいいの?
どうしてこれは放り出してあるの?
子供たちも私も、やることなすことけちをつけられ、一時も休ませてもらえません。
それは年を取ってからの変化ではなくて、ずっと昔からでした。
いつもどおり、言い合いになり喧嘩に発展しました。
15年前のはじめての出産の時を思い出しました。
私はどうしても里帰りをしたくなかったので、義母と実母にそれぞれ1週間ずつこちらに来てもらうことにしました。
たくさんの人に、「いつ出産で実家に戻るの~?」と聞かれましたが
(そのころは里帰り出産が主流でした)
「移動が大変なので帰りません!」と答えました。
義母に
「産後の面倒を見に行くの、わたしとお母さんとどっちが先がいい?」
と聞かれました。
迷うことなく、
「お義母さん先におねがいします!」
と答えました。
産後に義母と入れ替えに母が来てからは、覚悟はしていましたが想像以上に大変でした。
少しでも眠りたいのに、五分と寝かしてはもらえません。
たとえば母は、何か分からないことがあると、決して自分で探そうとはしません。
「部屋の電気をつけたいんだけど、スイッチはどこ?」と聞きに行きます。
「探して自分でつければ?」と言っても、
「分からないんだもん!」と答えます。
ひねってつけるタイプのうちのガスコンロを母はとても嫌がりました。
(母が火事が怖いというので、実家は長いことオール電化でした)
「つけられない。怖いつけて」と寝ている私のところにやってきます。
たまりかねて無視して寝たふりをしていると、無視された無視された、無視された!と聞こえよがしに言い続け、次第に声は大きくなります。
起き上がるまで許してもらえません。
夜に、意地を張って絶対に起きないぞと寝ていると、隣の部屋からオムレットくんの低い、おだやかな声が聞こえした。
「でもお母さん、寝たいって言ってるじゃありませんか。体が疲れてるんだから、休ましてやってもらえませんか」
母は烈火のように怒り出し、大騒ぎになって手がつけられなくなりました。
リビングと私の寝ている部屋を行ったり来たりして、大声を出してました。
「家族ならともかく、他人にこんな口を聞かれたのは生まれて初めて!絶対に許せない」
薄目を開けてみると、手をこぶしにして歯を食いしばって、ブルブル震えていました。
→→ 産後の思い出 2 に続く