今日もまた違う一日

今日もまた違う一日

おばあちゃんが認知症になった時のお話です。

産後の思い出 2

こちらはしとしと雨の日が続きます。

洗濯物を干すのがつらいです。

が、しかしっ!

家の中に干すようにしてから、劇的に花粉症が改善しましたっ!

よいこともあるものですね😊

はてなブログにまだまだ、慣れていませんが、★を付けて下さった方、本当にありがとうございます。💖

 

 

おばあちゃんが認知症になったお話 → 目次

 


~~ 産後の思い出 2 ~~

 

そんな時に都合よく(都合悪く?)赤ちゃんが泣き出し、オムレットくんは抱っこして外に行きました。
結局、わたしは起きざるを得ませんでした。

まるで被害者のような書き方をしていますが、私は黙って我慢することはしません。
ものを投げかねないぐらいの勢いで言い返してきました。

 

どうしていつもそうなのか!そんな細かい事まで何もかも全部、他人任せなのか!
(母:ここはわたしのうちじゃない!聞くのは当たり前!)
せめて10分でいいから黙っていられないのか!
(母:わからないのを聞こうとしただけ!不親切!)
堂々巡りで何の解決にも到りません。ただ感情をぶつけあうだけ。

 

悪露(おろ)も止まらず、産後の具合がよくならないねと、産院で首をかしげられたりもしました。
そんな私を見て、母は予定よりも早く帰って行きました。

 

母が去ってパタンと扉が閉まった時。
地獄のような一週間だったのに、おばあちゃんはもういないんだと思うと泣けて仕方ありませんでした。

 

機嫌のいい時は、孫を抱っこしてずっと頬ずりして可愛がっていました。
グンママ、グンママ(グランドマザー)と言ってふざけて笑っていましたし、買い物に行って来るねと言っても機嫌よく出してくれました。
私の小さい頃の話をたくさん聞かせてくれました。
同じ子守歌を歌ったり、懐かしいほんのりした気持ちになったりもするのです。
ひとりっこで女の子だった私は、目に入れても痛くないほど可愛がられて来たのも確かなことでした。

 

オムレットくんは何も言いませんが、その時からずっと母のことがとても苦手でいることを私は知っています。

今まではずっと、私が間に入って、なるべく会話をさせないようにしていました。
母にオムレットくんの悪口を言われても、本人の耳には絶対に入れませんでした。
普段は、「もしかして僕って気に入られていないよね?」ぐらいしか言いませんでしたが、一度ぽつんと言われました。
「だって、君はお母さんが僕のこと悪口言ってても、僕に絶対言わないもんね」
どきっとしました。
「だからきっと裏で言ってるんじゃないかな~と思ってる」
彼はわかってるんだなと思いました。

 


話を戻します。

産後の時と同じように、来るたびに喧嘩になるわたしと母。
しかし今度は、子供たちがクッションになってくれました。

 

 
→→ 壊れたレコード 1 に続く

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