今日もまた違う一日

今日もまた違う一日

おばあちゃんが認知症になった時のお話です。

真綿で首 3

 

はてなブログ、見てまわると、みなさん...

めちゃめちゃスタイリッシュで、使いこなしている!!

きっとたくさんの機能や見せ方があるんだろうな~(遠い目)

 

私は…何より...

写真がへたくそなのが致命的です!!!

こんな解像度のよいカメラがついている(はず)の携帯で、どーしてこうも下手なのか!?

これが才能の差というものなのか…

 

SIDO 包帯ソックス 通気性抜群

 

そこでおばあちゃんの写真を

アプリを使って美顔にしてみました…!!!

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割と...美顔になっているような気がします(?)

  

 

おばあちゃんが認知症になったお話 → 目次

 


~~ 真綿で首 3 ~~

 

 

まだ私も、母と過ごす日々を完全に受け入れられたわけではありません。
昼間はわたしもオムレットくんも会社、子供たちは学校にいるとしても、問題は夜なのです。
夜を一緒に過ごすのだけは、考えられませんでした。

 

わたしや子供たちはともかく、オムレットくんはきっと、自分の家なのに自分の家でないように感じることでしょう。
おとなしいのでじっと我慢するでしょうが、彼が休める場所はなくなってしまいます。
オムレットくんが倒れることは、家族がばらばらになることです。

 

「お母さん、ケアマネさんに連絡したいんだけど。わかる?」
「ああ、ケアマネさんか。最近、変わったんよね人が。電話番号はわからん!今度ヘルパーさんに聞いてみる」

 

らちがあきません…。
本当に引越しできるのかどうか、荷物はどうしたらいいのか。

 

「では夏休み中、あんたのうちに長くいて、そっちで暮らせるか試してみるわ」
と母は言います。
が、切符も取っていないようですし、荷造りなどの準備をする気配もありません。
(いつもは、関東行きの切符というとすぐに取りに行っていました)

 

この状態で母がヘルパーさんにケアマネさんの電話番号を聞いて伝えるなど、絶対にできそうもない。

 

ヘルパーさんが家にいる時を狙って、電話をしました。

「母がケアマネさんが変わったと言ってるんですが…?」
「そうなんですよ。ちょうど入れ替わりしましてね」
「えっ?」

 

引越しの話は一日ももたないのに。
「ぼけて」いるからと、全部疑わしく思っていたけれど、そっちの話は、本当のことだったのか。
軽く衝撃でした。

 

母はやっぱり、引越ししたくないんだろうな。
ほかの事は前日に話したことでも普通に覚えていたりするのです。
子供の学校であったこと、自分のおともだちと話したこと。
引っ越しだけは、完全に記憶から消えてしまう。
ちょっと病的な何かを感じました。

 

しかし、ヘルパーさんもちょうど手元に連絡先がなくて、ケアマネさんに連絡を取ることができないとのこと。
ぎゃふん。

 

 

 

→→  真綿で首 4 に続く

 

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