押し問答 1
ついにタイトルの「認知症」をブログで出すことができて、ほっとしています。
雨が降ったり寒くなったり、変な空気が続くので、体調を崩す方も多いと思います!
もれなく私も崩しています💨
へたくそな写真ではありますが、上野に行った写真です。
娘のオムそばちゃんと行きました。
~~ 押し問答 1 ~~
「認知症」
このことばがはっきりしたことで、たくさんあった選択肢がせばまって来ました。
悪い意味ではなくて、方向性が決まったので迷うことがなくなりました。
わたしはついに、「けいちゃん」叔父夫妻に連絡を取りました。
今まで、申し訳なさと迷いで、かけることが出来なかったのです。
「お母さんがそろそろ一人暮らしは無理そうなので、夏休みに引越しを考えてます」
「何や、お前こっちに来るんか?夏にか?」
「こっちも忙しくてかけれなかったんだけど、お母さん、通帳の再発行の事で迷惑をかけたでしょう?」
「おうよ、そうなんじゃ。通帳なあ…。お母さんなあ…。だけどお前、子供たちはどうするんか?」
「いざとなったら義母さんに頼もうと思ってます。お母さんね、お隣さんにも何度もご迷惑をかけてるみたいなの。ご近所さんがたも皆、心配しているみたい。そろそろこっちに引き取ります」
叔父ちゃんは言いました。
「それは、りきちゃん、無理じゃ」
(えええええ!?)
「無理な話やわ。お母さん動きゃせんぞ。それはな、りきちゃん。お母さんの気持ちがあるからの」
やんわりとでしたが、母は、行きたくないし、行かないだろうと言っているのでした。
通帳の事も、あまり詳しく話してくれません。
なんとなく口を濁す風で電話は終わってしまいました。
「まあ、りきちゃんがこっちに来てから話そうや」
と叔父は言っていました。
きっと、賛成して、口添えしてくれると思ったのに…。
記憶の前後のすれちがいはあっても、お隣さんとは完全に意見が一致したのに。
いちばん頼りになる叔父の意見が、完全に真逆の方向で、出鼻をくじかれた形になりました。
叔父は、まだ大丈夫、一人暮らしもいける、と思っているのだろうか?
叔父にとっては、それほどの騒ぎではなかったのだろうか?
お金を狙っている話があってから、母も避けている様子で最近会っていないと言っていたし、現状を叔父ちゃんは知らないのだろう、と思いました。
こうなるとさっきまで、こちらもお年を召したな~なんて思っていたお隣さんが、がぜん心強く思えてきました。(現金なものです)
もう、ここまで来ては気持ちの問題ではない。
これだけ遠方であるからには、夏休みしかチャンスはない!!
毎日、口をすっぱくして頼みました。
「クーラーつけた?夏休みにこちらに来て」
「切符取って。こちらに来て。早めでもいいから」
「駅に行って、みどりの窓口で切符取って。こちらに来て」
どうしてここまで来させようとしているかというと、帰省にはものすごくお金がかかるからです!
往復で6万ふっとびます。少しでも出費を抑えたい。
数か月前には、一人で来れたのです。
どうせ引っ越しの準備や整理に帰らないといけないでしょう。
5日連続で取れるリフレッシュ休みも、引越しのために取っておきたいと考えていました。
そうなると、引越し先の決定がまずは急務です。
お隣さんにも散歩仲間の奥さんにも再度、電話をして、「母が抵抗するだろうし、記憶も曖昧なので、こちらに行くようにしつこく説得して欲しい」と口ぞえと念押しを頼みました。
「そら、言うぐらいなら、なんぼでも出来るで!!」
と、皆さん協力を約束してくれました。
連携プレーで、母の包囲網を作りました。
叔父にも何度も電話を重ね、状況を説明しました。
→→ 押し問答 2 に続く
富士フィルム(フジフィルム)チェキinstax mini8 プラス フィルム40枚付き 価格:9,980円 |