今日もまた違う一日

今日もまた違う一日

おばあちゃんが認知症になった時のお話です。

押し問答 4

足の裏のひび割れに、私はアロエ軟膏を使っているのですが、今年の冬は使い切りました!

新しく買って開いてみると、まっさら…

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こんな奇麗なアロエ軟膏を見るのは久しぶりのような気がします。

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おばあちゃんが認知症になったお話 → はじめから


~~ 押し問答 4 ~~

 

三月には普通に関東まで来て、帰っていったのに…。

 

「無理や。切符買えない。一人で行くのは無理やわ。あんたが来て」
「わかった。迎えに行くから、一緒にこちらに来ようね」

 

荷物は準備しておいてね!!!と念を押しましたが、これは期待薄だなと思いながら電話を切りました。

 

月曜と火曜の二日間お休みをもらって、金曜日に出発することにしました。
自分とオムそばちゃん(小学校低学年)の往復の切符を取りました。
がんこ息子のくるみ君(中学生)は留守番です。

 

21日金曜日に到着の予定。帰宅予定は25日です。
行きと帰りの日は、ほとんど移動になってしまうので、動けるのは実質三日しかありません。
この三日間が勝負です。

 

母と押し問答を重ねました。
「心配なのはわかるけど、定期預金の通帳の方は、郵便局の人が22日に来てくれるって言ったんだよね?」
「うん、言った」
「私がそっちに帰るのが、21日なのね!21日!!!だから、22日には郵便局の人と私が話せるでしょ!?だから、その時にちゃんと確認しようね!!!!

 

母はわかった、と答えるのですが、リセットされるのでげっそりです。
普通に話すと聞こえないと言われるし、大声で話すと
「うるさいな、聞こえてるわ!!!!」
と怒り出します。

 

義理の母に電話をかけました。
事情を話して、息子くんとの留守番をお願いしました。
義母は快く引き受けてくれました。
子供たちもなついているし、いつも会っているので話はスムーズでした。

 

義父には迷惑をかけますが、料理はじょうずです。
洗濯も普通にしますし、おそうじも自分からよくしています。
オムレットくんはそういう家庭に育っていました。

 

義母さんは、まず一番先に私の体を気遣ってくれました。
それから、オムレットくんのおばあちゃんも認知症で、最後は自分の子供のことですら、「あんた誰?」という状態になって亡くなった、という話を聞かせてくれました。
義母さんはまだ若いですが、私もほっとしたのを覚えています。

 

 

7月20日。
郷里行きの切符は21日でしたので、まさに出かける前日。
母から電話が入りました。

 

今までの軽いパニックの時と違って、ただならぬ雰囲気でした。

 

「やっぱり通帳がない!ない!なくなった!取られたんやどうしよう!」

 

朝の九時の出来事でした。

 

→→  押し問答 5 に続く

おばあちゃんが認知症になったお話 → はじめから

 


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