家でなくなった家 1
唐突に冬のように寒くなったり、雨になったりと安定しない天気が続きますね。
…このブログのお話、やっとおばあちゃんのうちにたどりつきました。
Yahoo!から引っ越してきた時には、はてなブログには写真を貼ろう!と思っていたのですが💦💦
もともと写真がへたくそな事もあり、おばあちゃんの写真もあまり貼れないまま、ここまで来ています。
こんな殺風景な文字ばかりのサイトに来ていただいて、しかも読んでもらって、なおかつ★まで付けてくれて、ありがとうございます!
感謝感激です。
~~ 家でなくなった家 1 ~~
母と毎日、顔を付き合わせて暮らすのはとても難しいことです。
お父さんはあなたを手放すのができなかったんだねと言われることもありますが私は違うと答えます。
母と二人きりで暮らすことはできなかったのです。
自分の趣味以外はすべて否定します。(特撮ガガガのお母さんです!)
自分の価値観以外は認めません。
老年期に入りかけてからは常に怒りっぽくて、父のミスを許しませんでしたし、父はいつも自分の部屋に閉じこもりがちでした。
それさえも母の絶え間ないおしゃべりがそれを許さないのでした。
結婚式の時、彼にはお姉ちゃんや弟がいたので数をそろえるために、親戚の中で唯一出席してくれたのがおじちゃんです。
おじちゃん達には子供がいません。
代わりのように家が近かったこともあり私の運動会屋七五三何かの節目節目には必ず一緒にいました
あらゆるところに旅行に行きました。
だから母が言ったように、通帳を狙っているなんて、絶対に絶対にあるはずがないのです。
小さい頃からの、様々なことが思い出されました。
母の気持ちが固まってからと思っていたけれど。
叔父も無理だと言ったけれど。
これはおそらく、緊急事態になっている。
新幹線だと六時間かかる実家への道のりは、子供にはつらいはず。
やんちゃな娘が、今回の旅ではとてもお利口で順調でした。
飛行機を使いたい所ですが、実家という泊まる場所があるので、パックが使えないのが痛いです。
仕事を早あがりして午後の便に乗ったので、到着したのは夜の十時すぎになりました。
名古屋でお弁当を買ったのですが、疲れのあまり、ついてから吐いてしまいました。
さすがにバスを使う気になれず、タクシーに乗りました。
「ただいま~、来たよお母さん。疲れた~」
母がバタバタ走ってきました。
開口一番に言いました。
「よく来たよく来た。ゆっくり休んで帰ればいいわ」
「!?」
いきなりの先制パンチです。
疲れも一気に吹っ飛びました。
→→ 家でなくなった家 2 に続く
千と千尋の神隠し【カオナシ貯金箱】(!?) / むしゃむしゃ / もぐもぐ / 千を出せ~!