閑話 はちみつ酒
オムレットくん「何かオシャレなビールを飲むお店っぽいのがあったんだよ~入ってみたい!ちょっと行ってみたい!一人とか敷居高いし、パパ友誘うのも恥ずかしい!」
私「あいよ」
オムレットくん「Brewing…?ブルーイングていうんだ?」
私「ほえ~、ほんとにシャレてますな」
お互いにこういうところに出入りする人ではないので、微妙に緊張しています。
しかも夕方です。
ちょっとふくよかで芋っぽい恰好の夫婦がいかにも~な感じでおっかなびっくり…無茶苦茶場違いでした💦
オムレットくんは何やらオシャレな(写真撮り忘れました😥)ビールを頼んでいましたが、私が注目したのは「ミード(はちみつ酒)」という奴です。
ミード!!はちみつ!いい感じ!
「ミードお願いします」
と言うと、みーど??って顔をしてフッと笑われました。
???
なぜだろう?
場違いなものを頼んでしまったのだろうか…。
夕方のまだ太陽が出ている時間におっかなびっくり入って頼むのがはちみつ酒というのは子供っぽいのだろうか…わからない!作法がわからない!
しかし、味は大変おいしいです。
ちょっと濃い気もしますが、とても甘いです。
(はちみつなので当たり前です)
「ちょっとこれ」
オムレットくんが、指さしたミードの説明の所を見ると、アルコール濃度13%!!!!!
もうこの時にはかなり酔っぱらっていました。
「そーだこの前、アキネイターってのをやったんだけど知ってる?」
Akinator(アキネイター[2])とは、質問への5段階の回答例を元に、実在または架空の人物・キャラクターを絞込み推測しながら特定するプログラムエンジンであり、データベースを応用した人工知能(エキスパートシステム)の一種である。
最大の特徴として、20個ほどの簡単な質問だけで、回答者がイメージしている人物の名を当てることができる事が挙げられる。質問は5段階で回答する方式で、日本語版の場合「はい」「たぶんそう・部分的にそう」「わからない」「たぶん違う・そうでもない」「いいえ」で答える。
思い浮かべた有名人を、質問に答えることであてるという奴です。
物凄くうさんくさそうな顔をしてます。
小心者な保守的なオムレットくんです。
「ちょっとやってみる」
「有名人を思い浮かべるんだよ」
…何々?
『(あなたの思い浮かべている人は)人を殺しましたか』
「はい」
「はいなんかーーい!」
ここではっと気が付きました。
(あっ…察し)
「わかった。わかったよ何を出そうとしてるのか」
「やっぱりーー!!」
「すごいすごい!すごいねこれ!!!!」
大興奮のオムレットくん。
はっきりいってみんなこちらを見ています。
「もう一回!」
「今度はだれ?」
「誰ーーーーーー!!!!!」
「蒲生氏郷だよ!!!ダメじゃないか!戦国武将サークルにまでいたのに、覚えてないの!?超重要人物だろ!!」
しかし私はこのあたりでもうフラフラになっていました。
せっかく素敵なお店に行ったのに写真も撮れず、収穫はアキネイターのスクショという結果。
みなさんのような素敵なお店紹介のエピソードじゃなくてお恥ずかしいのですが、たぶん十年ぶりぐらいの久しぶりのバー系のお店はなかなか楽しいものでした!
→→ 深夜の口論 1 に続く
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