今日もまた違う一日

今日もまた違う一日

おばあちゃんが認知症になった時のお話です。

相談 2

認知症のかたのニュースを貼ろうと思っていたのですが、もう見つかりませんでした~。
 

今回は、内容よりも
「家族だと、冷静に見ることができない。いつまでも元気だった頃の姿を求めてしまう。」
とコメントがついていて
本当にそうだな!と思いました。

 

いつまでも、子供は子供でいたいです。
こちらが頼っていた姿を追ってしまいます。

 

 

落ちるねこステッカー

 

おばあちゃんが認知症になったお話 → 目次

 

~~ 相談 2 ~~

 

 

ふらふらしながら、駐車場まで戻りました。

 

オムレットくんがわりと悲壮感がなくて、面白そうな顔をしていたのがちょっと救いになりました。
車に乗ってぐったりします。

つ、疲れた...。

 

オムレットくんは笑顔で言います。
「いや~、実に見苦しいものを見てしまった
「うぅ…」

 

ガックリして帰す言葉もありません。

 

その日は何度か施設に電話してみましたが
「特に何事もなく、普通に過ごされてますよ~」
ということで終わってしまいました。

 

本当に!?
じゃあなぜ!?あれはなに!!??何だったの!?

 

 

 

翌朝、母から電話が入りました。
(夜間にかけた電話は普通でした」
「お母さん、おは…)

「あんたね!あんたは!詐欺にひっかかったの、いい?詐欺よ、詐欺!詐欺!詐欺!!!」
電話はすぐ切れました。

 

うぅ…。
こわい…どうしよう。

 

迷惑と思いながらも朝・昼と電話してみましたが、落ち着いて過ごしているとのことです。
さっぱりわかりません。

 

この日は、仕事が引けてから施設に伺ってご相談することになっています。
「やっぱりうちでは無理なので…」
そう言われるんだろうなあ
と思いながら、暗澹たる気持ちで向かいました。

 

しかし、
「すみません、やはりここでは無理なのでは…」
と切り出しますと
「いやいや、そんなことはありません」
とお返事が返ってきました。

 

エッ…!?
い、いいの…?大丈夫なのかな???

 

ご相談は、今度どうしていくべきかのお話でした。
この話し合いを通して、ごちゃごちゃしていた自分の気持ちも、ある程度まとまりました。

 

①「お友達も親戚も、地元にはたくさんいるので、地元がいい!」とおっしゃっているようだが、地元の施設への入居の検討は実現可能ですか?

 

不可能ですとお答えしました。
ご近所・お友達・親戚の総意はこちらではもう無理、というものでした。
母の「お友達が助けてくれる」発言とは食い違います。

 

また、あちらで施設を探すとなれば、私が行って探して手続きをするしかありません。
仕事、育児、家族…そんなに長期家を空けることはできないでしょう。

 

施設から連絡があってかけつけるのは、けいちゃんおじさんになります。
おばちゃんの介護もあるのに、そこまで負担をかけられません。

 

 

 

 

 

→→ 相談 3 に続く

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