認定調査 3
くるみ君、食事どきは本当に頼りがいがあります。
「レタス出して~トマト出して~お味噌溶いて~」
オムそばちゃんの方がさぼっています!
お手伝いしてくれながら、
「帰りにおばさんみたいなことしてしまったわ」
とくるみ君がいいます。
「顔はわかるけど名前も知らない人と道端でずっとお話した」
井戸端会議のことを言ってるのか~。
それはたしかにおばさんだ!😅
~~ 認定調査 3 ~~
母の部屋に入り、話をしました。
母はきっぱり言います。
あの病院の先生に言っていたような
「ここはいいところ。帰りたいという気持ちはない」
などという発言はしません。
「もう帰る意志ははっきりしてるんですわ」
本気で本音で話しているなという感じがしました。
そりゃ帰りたいよね。でもね、もう一人では無理なの。
わかってもらえないかな~!
無理なのか…。
無理だからここに来ているのか。
「もうここにはいられませんのでね!」
「あら~、そうおっしゃらないで!ここもいい所ですよ?」
「そうね、いい所ですわね、娘もいるしね…」
母はすごく元気に話しています。
「あのねここに来るのにはね、黒い三人の男に薬を呑まされて連れ去られて来た事を思い出したんですわ」
割と長いこと主張しているので、よほど記憶にはっきり刻み込まれているようです。
「あら~、そうなんですか」
「それがどうもね、納得がいかないところでね~」
私の顔をちらちら見ながら話しています。
ぐぬぬ...。
言い返したい!
抑えて抑えて
というように、ケアマネさんが見てます。
所長さんにも喧嘩するなと言われたし。
この言い返さずに黙って流す、というの、割とストレスがたまります。
調査員さんは、調査書にたくさん書き込んでくれました。
歩いて見せたりするのも、しゃっきりパタパタ元気いっぱいなのですが、股関節の手術のことを忘れてしまっている…とお伝えしましたら、書いてくれました。
認定後、母は介護区分が「介護2」に認定されました。
認定調査は一つの大きな区切りでした。
選択肢が広がりました。
これで、母の様子を見ながらグループホームを探すこともできる。
たくさん、介護問題を抱えているお友達と話をしましたが、その時に言われたのは
「ケアマネさんの能力が非常に大きい」
ということでした。
お友達のケアマネさんは、こうして欲しいといっても通らなかったり、よいデイサービスを紹介してもらえなかったり…嫌な顔をされてしまったりと、とても苦労をしていました。
母についていただいたケアマネさんは本当に有能なかたでした。
認定調査後、ケアマネさんが母にあわせてデイサービスを選んでくれました。
わりとしっかりした運動系、ヘルパーさんなどです。
しかしここまで来て、母は予想外にホームに慣れはじめている様子を見せています!!
→→ 実家の片付け 1 に続く
【松の実 生】横浜 好再来 創業 昭和23年、原料と製法にこだわり続けてきました。国産菜種油、赤穂の自然塩(焼き塩)のみ使用。原料の選別から加工、包装、出荷まで、すべて社内で一貫作業【500g業務用】