近所の中華屋さん
ご近所の中華料理屋が開いているので、みんなで行きました。
家の近くの店というものは、顔見知りだったりするとなおさら、ご近所さんとの間に金銭が介在するというのが嫌で…つい、縁遠くなってしまいます。
だから、ドラマでよくあるような「近所のお店に入り浸って色々話をする」というのは私にはあまり現実味がありません。
ですが、ここはいつ行っても待っていてくれるという感覚があります。
ぜんぜん中華という感じがしません。
ラーメン、かつ丼、たまご丼、かたやきそば…。
なじみ深いメニューが並びます。
本当に典型的な「ザ・昭和!」といった風情の店で、こどもたちは大好きです。
何よりおそろしく安いです。
ラーメン400円、大盛り500円といった風で、しかも普通盛りでもかなりのボリュームです。
丼ものもおいしいですが、私はかたやきそばが大好きです。
皿にこんもりと盛り上がっています。
「富士山かたやきそば」という名前で出したらいいんじゃないかというぐらい盛り上がってます。ほとんど野菜です!
子供たちを連れて行くには嬉しいお店です。
あんかけ野菜いためは薄味なのにおいしくて子供たちは大盛りであってもペロリと平らげます。
ラーメンは特にコシがあるわけでもなく、だしにこだわってる感じもないのですが…クセになるおいしさです。
おじいちゃんがふたり、おばあちゃんがひとりでされてます。
店は混んでいました。
開いたテーブルには、昼なのにビール瓶がたくさん並んでいました。
大変だなあと見ていると、片付けにかかったおじいちゃん、よろけてしまいました。
テーブルに手をついてしまい、ビール瓶がゴロゴロ転がってガシャンガシャンと音を立てます。
ああ、もうお年なんだ…😥
と思いながら見ているとおじいちゃん、
「こりゃボーリングやっちまった」
じょうだんを言ってみんな笑ってました。
いい店です。
いつまでも元気でいて欲しいです。