自撮り棒がやってきた
最近はオムそばちゃんが自撮り棒を欲しがっていました。
お父さんの型落ちのスマホをもらったのです。
型落ちといっても、壊れたのを返品かけて間もないものなので(オムレットくんはそれはそれとして、すぐに新品を買ってました)割と新しいです。
もちろん、あっという間にロックをがちがちにかけました!
ノートンアプリロックというものです。
どのアプリをロックするか選べて、遊びたいときにはロック解除を申し出にきます。
勉強系のアプリだけは解放しているので、オムそばちゃんが使うのは写真や動画が主です。
もちろん、ぶうぶう文句を言ってます。
それで自撮り棒が欲しいというのは、実はこういうわけです。
何とかして集中してもらいたいと、一度、YouTubeでこんな動画を見せたことがありました。
勉強ライブ動画です。
ひたすらみなさんが一心に勉強してます。
家のテレビにこの画像を流していて、自分も準備してやるというわけです。
集中方法なんてものは本当に各家庭、各子供によって違うので、くるみくんはまったくこんなのは流れてるのすら嫌なタイプです。
「かえって気が散る!消せ!!」
とよくオムそばちゃんに怒っていました。
(最近は飽きてやらなかったのでそういう争いも起きていませんでした)
くるみくんは、塾にかんづめになるか、図書館に行って、先生に見張られながらやるのが一番いいみたいです。
オムそばちゃんは、塾の先生の視線なんて全然関係ありません。
自分がしたい気持ちにならない限りは一切やらないです。
この勉強ライブ画像も飽きたのですが、理由が自分が参加できないからです。
「参加なんてほんとに怖いからやめてー!!」
やり方もわかりません。
それは調べたらいーっぱい配信方法やらライブの説明はありますが、小学生女児なんて絶対に絶対に避けたいです。
そのため、クロームさえロックしています!
何か調べたいときには幸い、辞書アプリがあるのでそれを使え、と言ってます。
何のための携帯か…。
持ってる、というだけでいいみたいです。
それでオムそばちゃん、せめて自分が勉強している動画をとってみたいというわけです。
三脚のある自撮り棒を欲しがったのはこういうわけでした。
これもたぶん飽きますが…。
100円ショップでなんちゃって三脚を買ってみましたが、へにょへにょですぐ倒れてしまいます。
仕方なく、投げ売りの安売りされていた500円ぐらいのを買ってやりました。
ブルートゥースのシャッターがついていませんから、長く伸ばして手元でカシャッということは出来ません。
自撮り棒というよりただの三脚です。
もしくは動画だけ。
「できない!!写せない!」
オムそばちゃん、あれこれやってみたのですがかんしゃくを起こしました。
「こういう角度で顔がうつらないようにとりたいの!手元をこうしたい!時計を入れたいの!」
こっちはこんなの、果てしなくめんどくさいのであまり関わりたくありません。
血迷ってどこかに投稿しようとしないかだけは目を光らせてます。
「ばか!こうしたらいいんだよ」
くるみくんが、上手に設置して切り替えてやってました。
オムそばちゃんはカメラボタンを下にしてぐるっと回転させようとしていたのですが、くるみくんはスマホのカメラの自撮り用ボタンを切り替えただけです。
ほー。よく知ってるなあ…。
くるみくん、妹のために自撮り棒を設置してやるなんて…。
お前の勉強はどうなった-!!!!
オムそばちゃん、たいへんな得意顔で漢字練習を1ページだけやってました。
このために、倍速再生アプリまで入れてやりました。
(勉強動画は倍速再生するととても面白いです)
肝心の勉強内容は身に入っているのかはなはだ疑問です。
やはり、きちんと普通にやるのが一番だと思います。
フェレロ ロシェ(FERRERO ROCHER) T-30 チョコレート 30粒