洪水が…
郷里の方も大変だというニュースになっているので、まずは住所地で検索してみました。
大変だとニュースが出ている川なのです。
母はいつも、(元実家は)高台だから平気!と自慢していたなあ…。
あまりにも何度も
「うちは岩盤の上に建っている」
「洪水だけは大丈夫」
と自慢するので、オムレットくんが微妙な顔をしていました。
しかしこうなってみると、わけのないことではなかったのです。
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母が子供のころ、近くの川はよく氾濫していたようです。
昭和のまだ治水工事もこれからという時代だったはずなので、怖さを身にしみて知っていたのだと思います。
オムレットくん、
「あの自慢だけはいったい何が言いたいのかよくわからない…」
なんて言っていましたが、先人のことばは聞くべきです!
けいちゃんおじちゃんの家のあたりは、親水しかねないところです。
検索してみると、とりあえず氾濫しそうなあたりからはそれているようです。
ですが、こんなときに懐かしい景色を見て、「・・・」となってしまいました。
遠いなあ。
あまりにも遠く離れてしまったなあ。
母がいたときにはまだ、たまには帰らなければならない、という感覚があったのですが、実家を手放してしまった今となっては、心の距離もさらに遠くなっています。
母はよく、水が出て浸水したときの話を聞かせてくれました。
私も一度だけ記憶があります。
幼児の足ですねくらいまでだったので、長ぐつで茶色の泥水をちゃぷちゃぷなりながら歩くのが楽しかった記憶です。
幼児なんてそんなものです!何もわかりません。
「水が出るのも怖いけど、津波も怖いのよ!」
母は、自分はこの世が大好きで、生きていたい人だと言うだけあって、人一倍災害には慎重でした。
家の庭は、木を植えても根付かずに、あまり高くなりませんでした。
それすらも
「岩盤だからなのよ!崩れないのよ!」
と自慢に変わっていました。
「海からは離れているからここまでは津波も届かないけど、本当に怖いのは山津波よ!」
「山津波?」
山くずれ、地すべりのことのようでした。
母の言った山津波、という言葉がいまだに耳に残っています。
トレンドで検索しているとき、ツイッターでこんなのを見つけました。
若年性認知症の父親と私01 pic.twitter.com/X30pAWcd4X
— 吉田いらこ/大阪おでこ姉妹 (@irakoir) January 25, 2020
若年性認知症になったお父さんをもつかたのお話です。
胸がつまってしまいそうになりました。
人格が変わってしまう、その人ではなくなってしまう感覚はもう、悲しみ、と言う言葉ではなかなか表せないものです。
もしオムレットくんがこうなってしまったら?
もし、私がこうなってしまったら?
と、母のことがあってから考えてしまいます。
そして、過去のことをしっかり書き留めておいたり、楽しかった日々を文字にしておくのは自分のために大事なことだと思いました。
なので、母の過去のお話も、もっと思い出しながら描いておきたいと思いました。
実際に、現実の母と比べるとギャップに「うわっ」となってしまったり、年とってしまったことをかえって確認してしまうことにもなるのですが…。
母がいう「帰りたい」という場所が、過去の元気だった頃の生活にあるような気がしますし、覚えていてあげることが、自分のはげみにもなると思いました。
この洪水の騒動で、コロナもふっとんでしまいそうです。
会社の人が
「100人出たぐらいじゃ驚かなくなったね」
と言っていました💦
洗濯のあみにカエルがくっついていました。
(携帯で撮りました😅💦)
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