今日もまた違う一日

今日もまた違う一日

おばあちゃんが認知症になった時のお話です。

草津温泉 4 ムサイの色温泉と風呂マージュ

 

チェックアウトのために出てみると、朝から草津の街中はすごい渋滞です。
ずらっと車が並んでいて、動くことも出来ません。
 

この頃には、やはりニュースでも、高速大渋滞、連休激混み、という風に報道していました。
(オムレットくんによれば、草津には定点カメラがあるらしいです?)

 

「みんなもう、自粛がいやになっちゃったのかな」
ゴールデンウィーク、お盆と我慢に我慢してた人たちが動き出したのかも」
「結局、二日目の宿はあきらめたのかな?」

  

 

 

群馬 草津 伊香保・みなかみ ’21/旅行

 

おばあちゃんが認知症になったお話 → 目次

 

 

「だってないんだもん!どれだけ探しても全滅だよ!仕方ないから、帰ってから録画見よう」

 

楽しみにしている日曜日の大河ドラマ半沢直樹は録画頼みです。
オムレットくんが宿を取りたがったのは、リアルタイムでこの二つを見たかったからというのはわかってました。

 

旅館の人は、いつもだったらこの道の混み方は毎週こうだったんですよ~、と言ってました。

 

もしコロナさえなければ、電車とバスを駆使してやってきて、二、三日泊まるというのが良かったのでしょうけど、このタイミングでは初日に来て、一泊だけでさっと帰るというのはもしかすると正解だったのかもしれません。

 

 

* * *

 

 

旅館の駐車場に車を置かせてもらって、まずは西の河原公園まで行きました。
もちろんオムレットくんの采配です。
この頃には調子を取り戻してきていて、むだなく行動の計画を立ててました。

 

あたたかい川に手や足をつけてみながら、歩きます。
白根山は噴火警戒レベルが上がってしまったため入ることができませんでしたが、この西の河原公園の流れている川全体が温泉で温かいという景色は面白かったです。

 

しかしそこかしこに設置されている足湯は全部、ぎゅうぎゅうの鬼混みです。

 

「もうコロナなんて感じじゃないね」
「昨日の夜のライトアップを見た時もそうだったけど、こりゃ満員電車より密だよ」

 

泊まった宿に内湯があって本当に良かったです。
さいのかわら、というだけあって、あちこちに石が積み上げてありました。
地獄の一丁目です。
お湯の中の石にコケがはえていて、お湯が緑色です。
「この色はムサイなんだよな…ザクじゃない」
なんでもガンダムに結びつけるなー!

 

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ここからは、オムレットくんが切り取ってきた、まっぷる「食べ歩き&おみやげグルメマップ」を片手に歩きます。

 

こんなにもデジタルな生活になったようですが、やっぱり紙の地図はつよいです。

 

まして、カメラもメモも携帯に頼る今となっては、ニュース見て、カメラ撮って、メモして、かつマップも携帯で見るというのは若干煩雑で使いにくいです。

 

画面小さいので、拡大しないといけませんし…
タップを少しでも間違えるとめんどくさいことになりますし。

 

目的地を決めて、ここからここまで行きたい!
ほかはどうでもいい!という時には断然、ナビ機能ですが、こんな風にぶらぶらするときは、ことりっぷや食べ歩きマップはやはり役立ちます。

 

しかし、このぶらぶら歩きは子どもたちにとっては恐ろしく退屈で苦行です。

 

もうあからさまにつまんないオーラ出してムッツリした顔してますけど、無視!無視です!
んなことを気にしてたら旅行なんて来られません。
かといって、楽しそうにしろ!という事も出来ないし。

 

心のソーシャルディスタンスが何だ!

 

んっ?
プリン…。

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風呂マージュ!?
そのフレーズに惹かれました。

 

風呂マージュはなく、他のも売り切れでしたので、一番普通のプリンを買いました。午前中だよ!?
しかし、とても美味しかったです。

 

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ことりっぷ 伊香保・草津 群馬 電子書籍版 / 昭文社