今日もまた違う一日

今日もまた違う一日

おばあちゃんが認知症になった時のお話です。

車椅子を借りる

 

出かけるときに、車で迎えに行ったのですが、(あとで考えると能天気でした)、ラジオがかかっていました。

 

「神奈川の保健所は、コロナの濃厚接触者への連絡をもう行わないことになりました…」

 

ええええ~。
保健所に連絡をしたばかりでしたから、このニュースはびっくりです。

 

濃厚接触者と思われる人に、自分で連絡をしてくれということのようです。
もう保健所もいっぱいいっぱいで、もう無理という状態なんだろうなあ。

 

 

 

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おばあちゃんが認知症になったお話 → 目次

 

 

濃厚接触者の定義が随分甘いのも負担を減らすため、そして今度はもう、管理も出来ないのでさらに負担を減らす。

 

本当に大丈夫なのかなどという言葉はもう超えてしまったほどの状態なんだと思います。

 

保健所との押し問答はロッカーで話をしていたので、ちょうどその場にいたかたが耳をすましていました。

 

そして、
「本当にたらいまわしなんですね」
としみじみ言っていました。

 

「流行りはじめた頃は、対策をしていれば、かからない!大丈夫!て思ってましたけど、今となってはもう無理なのかなあって」
「無症状でPCR検査で陽性ってかた、たくさんいるみたいですもんね」
「そうなんです。結局かかっちゃって終わるんだろうな~って、そんな気持ちになってます」
という会話を交わしました。

 

おばあちゃん、この状態で病院に行って、どこで誰にすれ違うかわからないだろうな。

 

家でわたしはマスクした状態で、母がクロワッサンとコーヒー食べてるぐらいなら、何てことありません。
病院の方がよほどリスクがありそうです。

 

またムラムラ、腹を立てながらも迎えに行くと、車椅子で母がやってきました。
私を見て、とれも嬉しそうな顔をします。

 

「少しだったら歩けそうですか?」
と聞くと、
「いやぁ、無理そうです」
とのこと…。

 

母が痛がっているのは、太ももでした。
思ったよりも悪そうです。車に乗るのがつらそうです。

 

なんとな瞬間的に悟りましたが、これは本当に骨折していそうです。

 

じゃあなんで一週間もー!!
と思わないこともないですが、ここは我慢で、母に車に乗ってもらいました。
痛いは痛いようですが、無事な足で踏ん張ることはできます。

 

前日に電話して通院することを伝えていた病院は私の家から近いのですが駐車場がありません。
うちからは5分の距離なのですが、その5分を歩くことはできなさそうです。

 

しまった、やはり大きな病院に行くべきだったか。
それとも、駐車場のある別の整形外科に初診で行くか…今から?
電話もしちゃってるのに?

 

母は車に乗り込む時に痛そうにしかめっ面をした他は、いつも会ってるのとあまり変わりはありませんでした。

 

私に会えて嬉しそうな顔をしているのが私も嬉しいです。
「やっぱり会えないというのは嫌だよ」
と本人に言いました。

 

すると母は元気よく
「私は平気。大丈夫大丈夫」

 

昔から句、こういう強がりを言う人だったなと思いました。

 

このようにスタートは割といい感じで始まったのですが、その後にやっぱり困りました。
駐車場がないので歩いて行かなければなりません。

 

母に歩けるかどうか聞いてみると顔をしかめてやっぱり無理と言います。
実際に車のドアを開いて試していましたが厳しそうです。

 

というわけで、行こうとしていた整形外科に連絡しました。
車椅子が借りられるかどうかを聞いてみます。
こころよくOKしてもらえたので、借りに行くことにしました。

 

 

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