干し柿の話
義母さんちで干し柿を頂きました。
昔はずらっと軒先に吊るしていましたよね。
冬の風物詩みたいなものでした。
義父さんが
「渋みをとってやれば甘がきになるんですよ」
と言われます。
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「剥いて干しておくだけですか?」
「干してると、外だけ固くなって中がまだゆるいから、時々ほぐしてもんでやる。それを一週間に何度かやっていくと、柔らかさが平均していく。店で売ってるのは均一でしょう?」
そうですね。
「寒いと白い粉が吹いてくる。果糖が表に出てくるんです。なのでうちは冷凍してる。最近みたいにあたたかいと、どうしてもかびが生えてきてしまうから」
皮も干して料理に使うと甘みになると伺いました。
「皮もいったん干すんですか?しぶがきですか?」
「しぶがきですよ」
「たくあんに使うよね」
「しぶがきをしぶぬきといって、アルコールでぬくのと、炭酸ガスで抜くのとあるんだよね。25°ぐらいの焼酎をぶっかけて、ビニール袋で密閉してひなたに置いておく。それだけでしぶがぬけちゃう。抜きガキといって、このあたりでもいっぱい売ってる。甘がきとはまた違った甘味ですよ」
へー!
「焼酎で抜くとちょっとやわらかくなる。ガスでぬくとかわらないね」
わたしは甘がきも干し柿も大好きです。
興味をもって伺いましたが、うちの家族はみ~~んな食べません。
偏食ですが我慢すれば食べられるオムレットくんも、柿は無理なんだそうです。
くるみくんは果物全般食べませんし、オムそばちゃんは干し柿は好きですがあまがきは食べません。
わたしは柿が好きなので一人で一つ売りを買って一人で食べてます。
干し柿は冬の欠かせない風物詩です。
高くても買っちゃいます。
柿は二年ごとらしいですが、今年(去年?)の冬は当たり年でたくさんなったそうです。
手入れする人がなくなった柿の木にたくさん、実がついているんだそうです。
「もったいないなーと思ってね」
おもしろい話を伺いました。