今日もまた違う一日

今日もまた違う一日

おばあちゃんが認知症になった時のお話です。

あけましておめでとうございます

 

皆さまあけましておめでとうございます!
うちは義理実家から投稿しています。

 

のんびりした風景が広がっています。

 

 

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おばあちゃんが認知症になったお話 → 目次

 

 

 

昨日の午前中、義理実家に向けて出発しました。
…しようとしました。

 

でも、なかなか出発できません。
わたしはお茶を入れた水筒を探し、オムレットくんは夜釣り用のライトを探しています。
絶対に用意したはずなのです!!
オムレットくんもそう主張しています。

 

子供たちは、怒った顔で後部座席に座ってます。
シートベルトも万全なのに、親が二人とも右往左往しています。

 

「なぜないんだろう…」
「どこに行ったんだろう…」
「あそこに置いたのか…ここなのか…」
「おかしい…何かがおかしい…」

 

お互いにあっちこっちを探し回って、お互いにやっと見つかりました。
私の水筒は途中で寄ろうと思った温泉道具の中から見つかり、オムレットくんの夜釣り用のライトは後ろの釣り具用の荷物の中から見つかりました。
なので、二人ともお互いに自分で入れたのは間違いないです。
今回は相手のせいにもできません。

 

「遅くなっちゃったね」
「仕方ない。ぼくたちはもう、認知症なんだよ」
「ついにぼくたちって言ったね」
「もう認めざるを得ない…」

 

オムレットくん、割と記憶力に自信があるタイプなので、今まではがんとして自分の記憶力の低下を認めようとしなかったのですが、ついに認めてました。
(でも、その認めたことも忘れちゃいそうです)

 

途中で温泉に寄りました。
予定より大幅に遅れて、真っ暗になってしまいました。

 

 

 

 

 

 

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