今日もまた違う一日

今日もまた違う一日

おばあちゃんが認知症になった時のお話です。

トラブルに継ぐトラブル

 

終末医療専門の方なのでしょうか、いつものお医者さんと違います。
「お母さんの病状はご本人は知ってらっしゃいますか?」
と聞かれたので、首を横に振りました。

 

そんなこと、本人の目の前で聞かないで欲しかったです。

 

古い考え方かもしれませんが、私は知らせたくないし母も知らせて欲しくないだろうし、私も知らせて欲しくありません。
死ぬまでにしたい100のことなど、本も映像もたくさんありますが、あまりそういうのを見ようとも思わないです。

 

上手く言えないですけど、死ぬまでにしたい100のことというのは、死ぬと分かっていなくても同じことだと思っています。

 

母もそう言うと思います。

 

 

 

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おばあちゃんが認知症になったお話 → 目次

 

 

いつか死ぬというのがわかってるのは、今もその時も同じなので、わざわざ強調して欲しくないと言うか…そういう気持ちがあります。

 

母はお医者さんに促されて起き上がって、お薬を飲んだりしました。

 

話によると、パンやカステラ、スパゲッティなどをある程度、口にしたようです。

 

やはり外に出て気が紛れたり、病院に行ってる間に私と一緒に過ごしたりすると、少し違うようです。

 

別室にて話し合いになりました。

 

私と母を囲む誰も彼もみんな、ものすごく沈痛な顔をしているので、変な気分になりました。
こちらは、いつも通りでいようと決めていました。

 

人前だからといって妙に悲しそうな顔をしたり、辛いんだというポーズをしたりする必要ない。
今の感情に正直にそのままでいようと思いました。

 

結局 終末期の見守りといっても。できることは大してなかったです。
「もっと体に症状が出て、苦しんでいる人は別ですが、お母さまは幸い、痛みがそれほど出ていません」

 

・むだなおくすりを極限まで減らす
・訪問医療の看護婦さんを一人つける

 

内科の先生が心配しているような腸閉塞というのは、何日も便が出ないだとか、お腹が膨れ上がったりだとか、予兆があるのでわかる。それも訪問 医療の看護師さんが判断できるところとのことです。

 

娘さんのご希望はと聞かれました。
私としては他の人がコロナで入れないのに、自分だけ頻繁に訪問するというのもアレなので、どちらかと言うと母を外に連れ出させて欲しいと言いました。

 

* * *

 

結局、粛々と言われるがままに進むだけなのか。
それしか、母にしてあげられることはないのか。
…と思ったのですが、そうもいかないことが起きました。

 

お医者様が帰った後に、施設の方やケアマネさんと話し合いになったのですが、施設の方たちが一番気になっているのは、その訪問診療に来られる看護婦さんをどこに頼むのかということでした。

 

ケアマネさんが、
「今までどおりの方でよろしいですか?」
と聞いた時、お医者さん側がさらっと拒否しました。
「あ、うちでしますね」
という感じだったのです。

 

実は…と、このあとで、ケアマネさんと施設の方が話し始めたのは、こういう経緯でした。

 

今回、そのしこりを発見されたのが、今まで来て頂いていた診療所の看護士さんの方だったそうなのです。
えっ!?
かかりつけ医さんじゃないの!?

 

というか、かかりつけ医さんじゃない訪問診療の看護士さんに診てもらっているというのが、私にはちょっとよくわかりません。

 

それで、しこりを指摘されたので、施設はかかりつけ医さんに連絡、診察しましたが、その時はしこりは見つけられなかったとのことなのです。

 

ケアマネさんがどうにも気になるので私に連絡を取って、検査に行った方がいいと言ってくれた、という経緯のようなのでした。

 

なんてこった…。
とんだヤブ医者だった。

 

「いつもの方は、見つけてくれたし、顔も見慣れているし、状態もよくわかっているので、そちらでお願いした方がいいと思うんですけど…」

 

それは私から聞いても明らかにその方たちの方がいいです。

 

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ここのところの写真は、皆小田原城で撮った写真です。

 

 

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