今日もまた違う一日

今日もまた違う一日

おばあちゃんが認知症になった時のお話です。

転倒 3

 

ずっとオムレットくんが行きたがっていた、海沿いのお店に行きました。
結婚してから1回、くるみくんが生まれてから1回、オムそばちゃんが生まれてから1回、すべて満席・行列のために撃沈した人気のお店です。

オムレットくんと私はロコモコを食べました。

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おいしい!!!おいしい~✨✨ 

しかし、父と母のテンションの上がりっぷりに対して子供たちの反応は非常に微妙なものでした💦
人気のお店ってそういうものですよね💦
子供受けとは違うなあ。

 サイゼリヤに放り込めば良かったか…。

 

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おばあちゃんが認知症になったお話 → はじめから

 

~~ 転倒 3 ~~

 

 

母とオムそばちゃんはおとなしく待合室で待っていてくれました。
合流してそこから駅が近いので向かいます。
まずは切符!

 

明日帰るのに、この日どうしてもしなければならない事ではなかったのですが、行程を出来る限り減らしておきたいと思いました。
するするっと駅に入ってそのまま電車に乗って行きますよ~、という風にしたかったのです。

 

今日一番大変なのは、おそらく郵便局の定期の解約です。
これだけは、「母にまだ理性があるうちに」なんとか解約しなければいけない。
気分も言うこともコロコロ変わり、数分前に言ったことも覚えていない母がいつどうなるかわからない。
今は引越しだけでいったん連れて帰って…とすませてはならない。ぜったいに!

 

遠方介護などを調べているとき、一番トラブルだと書かれていたのが、このおかねのことでした。
本人が行かなければ解約できないし、意志確認が必要だからとてももめる、出来る限り早くにしておくように!必ず!と念を押して書いてありました。
(しかし今思い返すと、私もかなり強い思い込みで行動していたなあと思います。)

 

駅にしぶる母を連れていき、障がい者割引もちゃっかり使って切符を買いました。
股関節を両方手術しているので、割引がきくのです。

 

会社はちょうど繁忙期の真っ最中です。休むほど、わたしがきつくなる。
また母をこっちに連れ帰って来て居座ってしまうのも怖いです。
何としても帰らなければ!!!
焦りがありました。
母は、そこを敏感に感じ取っていました。

 

「あんたたちの切符やろ?え?私?なんで私?」
などという母をなだめながら切符は問題なく購入できました。
病院→駅→銀行…と、近い所から流れるようにすませていこうと計画していたのですが、病院・切符が午前中のうちに終わったのでほっとしました。
「お母さん、駅ビルで食事をしようよ」
「食事?いいよ」
ここまでまあまあスムーズにきた母ですが、奇妙に暗い表情になって頭が下にさがってきているのが気になりました。
何だろうこれは…。

 

母が暗い表情のまま言います。
「ちょっとトイレに行って来るわ」

「うん…わかった」
母よりも先に出たので、オムそばちゃんとトイレの前で待っていました。

 

すると中から突然
「うわぁ~!!!」

という叫び声が聞こえてきました。
私とオムそばちゃんはびっくりしました。

 

 

→→ 錯乱 1 に続く

おばあちゃんが認知症になったお話 → はじめから

 


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