鬼まんじゅうと、母のお友達からの電話
ちょっと前に、鬼まんじゅうがTwitterで流行っていました。
それで私も、作りたくなりました。
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「鬼まんじゅうを作りたい!」
と言うと、子どもたちはともかく、オムレットくんまでが!顔にしわをよせて
「何だろう??」
と言う顔をします。
「鬼まんじゅう…???いや、いいよ別に作りたいなら作っても…」
かっぱ橋でわたしは蒸し器を買ったのです。
中華街などでよく打っている、いくつも重ねるやつです。
そんなにタワーになって蒸すものもないので、2段しか買いませんでしたが…。
でもあこがれだったのでとても嬉しいです!
鬼まんじゅうは大好きでした。
こうして改めてwikiを見て見ると、東海地方、主に名古屋や愛知のもののようです…??
岐阜もあります。
私は九州だったけど、どうして鬼まんじゅうと呼んでいたのかなあ…?
ちょっと不思議です。
でも、そのことを聞いてみることができる人も、もういません。
悲しいことです。
そんなとき、電話がかかってきました。
母のお友達です!
それも、母が話すのをかなり嫌がっていたお友達です。
嫌がっていましたが、腐れ縁というか、切れない仲というか…。
「ああ、出た!ねえ、何度かけてもお母さんにつながらんのよ!」
このかたには、母は施設に入って携帯ももう持っていないということ、コロナで会うことが出来ていないと言うことも、すでに何度も伝えていました。
う~ん、これはお年寄りあるあるだ。
もう一度、丁寧に説明をしました。
「あら~、そうなん!?かわいそうにねえ…そうやんや。そんな感じなの?あのひとは…」
それから、コロナの話になりました。
(コロナのことはちゃんと把握されてました)
「いつおさまるのか、先が見えないですね~」
「あんたマスク付けてる?」
「いや~、ははは、はい、こちらはマスク付けていないと歩けないぐらい厳しいので…」
「マスクは付けたほうがいいよ?ちゃんとマスクをつけなさいよ!私はちゃんとつけてるよ!」
むっか~~!!
これは母が嫌がっていたのもわかります。
マスクなんて、つけるのが当たり前で、わざわざつけなさい、なんて言われるような事でもありません。
むしろなかったら犯罪者みたいな目でジロジロ見られてとても歩くこともまともにできません!
(逆にマスクをつけてない人が歩いていたら、私も興味本位でジロジロ見てしまいます…)
「マスクは付けた方がいいよ~!」
まるでこっちがつけてないような言い方、駄目押しです。
ぐぬぬぬ…。
一般的に、こういうかたが義母さんだった時のストレスはすごいような気がします。
うちの義母さんはこういう所が本当に、まっっっったくありません。
そして、うちの母のことも
「可哀相にねえ、」
と何度も繰り返していました。
でも、なんとなくそれも、まだこうして意思疎通ができる話ができて「しゃんとしている」自分を誇っているようでもあり…。
何度もかけてくるのも、それを確かめるかのようにも思えて…。
(せっかく電話かけてきてくれたのに、実に意地悪な見方ですが)
なんとか愛想よく最後まで応対したあとに…。
ブロックしてしまいました!!!
大人気ないでしょうか…。
しかし母もあまり好きじゃなかったですし、しつこいし、
「いいよもう!大丈夫。付き合わんでよし!」
と言ってくれそうな気がします。
ところで、鬼まんじゅうはこんな感じでつくりました。
とても美味しく出来ました。
ちょっと甘味が強かったかもしれません。
次はお砂糖をもうちょっと減らしてもいいかな。
「これが鬼まんじゅう…???」
オムレットくん、疑いの目で見ています。
「鬼まんじゅう、知らないの?」
「知らないよ!これは『さつまいも蒸しパン』だよ!そう言えばわかるよ。どうして鬼なのか、どこが鬼なのかさっぱりわからな(略)」