引っ越しに向けて 1
職場のかたに、トマトをどっさりいただきました。
オムそばちゃんと私、おばあちゃんもトマトは好きですが、くるみくんとオムレットくんはあまり好きではありません。
この大量のトマトを消費するにはどうしよう。
そんなとき、ぱらぱら読んでいた「三月のライオン」に、おいしそうな料理が出てきました!
「ねえ今日、このトマトと卵のふわふわ炒め、ってのをしてみない?」
「今余ってる食材を効果的に消費できるいい案だね」
その賛成の仕方は何なんだ~🙄
「よく中華のメニューにあるよね?」
「あるね。あれおいしい」
というわけで、はじめて家でやってみました。
レシピをいくつか調べましたが拍子抜けするほど簡単です。
これは楽だ!複数のレシピを混ぜてみました。(と言えるほどのものでもないですが…)
トマト2個、串切りを半分にして汁を切りました。
卵四個に塩ちょっと、砂糖強めで中華スープの素を少量のお湯でといてまぜました。
中華なべを取り出しました。ゴマ油を強火で煙が出るほどあらかじめ熱しました。
これをやるとくっつかないことに最近気が付きました。
卵を半熟よりもまだ柔らかい程度まで火を通して、一旦皿に取り出しました。
これに関しては、いくつも見ましたがすべてのレシピで共通していました。
再び中華なべですが、洗いません!
サラダ油を熱して、トマトをさっと炒めました。軽く塩コショウをして、卵をフライパンに戻して半熟程度で火を止めました。
余熱で全体をまとめながら、仕上げにごま油少々で香り付けしました。
おいしかったです!!!!
へたくそなので写真は小さいです。
上にあるのは、オムレットくんが作ったエビマヨいためです。
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~~ 引越しに向けて 1 ~~
家に帰ると、くるみくんが
「切符買ったよ」
と言います。
「ありがとう!!」
確認すると、しっかり買えていました。
母が口を出して
「この子ね、駅員さんに全部説明して、お金まで出してくれたんよ。ま~しっかりしてるわ!」
と言います。
「おばあちゃんどうだった?」
とくるみくんに聞くと
「やばかった。そのまま帰ろうとしてた」
と言います。危ない!やはりくるみくんについて行ってもらって良かった。
夜にはもう、切符を買ったことも忘れています。
「帰りたいわ。家に帰りたい。ねえ、帰るんやろ?」
素直にうなずいて切符を買ったから大丈夫だよと言えない自分がいます。
「う~~~ん。帰るは帰るけど、引越しの準備のために帰るんだからね?帰ってそのままじゃないからね?」
「そっか、そうやね」
数分後にはループです。
実家からこちらに連れ帰る時に、ものすごく大変だったことが忘れられません。
母は置いていって、連れて行かない方がいのではないだろうか?
今回は金曜日だけしかおやすみを取っていません。
引越し業者さんが来るのは土曜日です。
日曜日に騒ぎが起きて帰れなければ、月曜日に仕事なので私が困ります。
今度はオムそばちゃんもいません。
あの家に、母と二人で泊まれるだろうか。
一人はもっと怖い気もしますが、母と二人も怖いです。
迷いがあって、気難しい表情になってしまいます。子供たちにも生返事ばかりしていました。
母は夜もよく眠れていない様子です。
早めに寝ているからか、夜に起き出してしまいます。
オムレットくんとはほとんどすれ違いですが、会うとちゃんと挨拶はします。でもそそくさと部屋に引っ込んでしまいます。
子供部屋はすっかり占領されてしまいました。
「家どうなったやろか?そろそろ帰らんと。帰るわ私。帰るね。今帰る」
「通帳どこにやったやろうか。いっつもなくすんよね。これと…これと…これ」
聞いているだけで、気が狂いそうでした。
神経がささくれ立って、イライラしてしまいます。
出かける時に騒いでいても、職場から電話してみたら落ち着いていたりします。
実家が気になるのは当然のことでしょう。
気になるし、私とも一緒にいたい。
うちは気詰まりなので、ホームに行くのも反対ではない。
裏腹の気持ちがある様子です。
この頃はご近所さんへの恨みは消え、家のことが気になる話と昔話だけが主流になっていました。
こんなときに突然、オムそばちゃんが爆弾発言をしました。
「ねーおばあちゃん、いつまでうちにいるの?」
→→ 引越しに向けて 2 に続く
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