奇妙な事件 3
最近はあまり写真を撮っていないのですが、相変わらずオムレットくんはお料理はしてくれています。
最近はコストコのえびと生パンにはまっています!
プランターのバジルでバジルペーストを作って。それをエビでマヨあえにして、パンにはさんだりしています。
とてもおいしいです。
しかし、私が写真を撮ろうという頃にはすでに
子供たちが食べてしまっています。
一つだけ残ったのを写真に撮るのもなあ…。
こうして、またチャンスを逃して日々が過ぎていきます。
アイマッサージャー!眼精疲労、目の渇き、目のクマ緩和。温冷両用。安心の自動停止タイマー付きUSB充電。
~~ 奇妙な事件 3 ~~
すると翌日の朝に、母が風邪にかかっているようだ、という知らせが施設から届きました。
なんてこった!
タイミングがいいんだか悪いんだか。
さっそく母を病院に連れて行きます。
いつもならまたぁ~と思うのですが、今日は先に電話の着信履歴を確かめようと、ちょっと急いでいました。
準備をしていると(土曜日の朝早くでした)、オムレット君が呼び止めます。
「ちょっと話したいことがあるんだけど」
「どうしたの?」
少し真面目な顔をしています。
「今ね、うちの会社人員整理を行ってて…」
「!!!」
い…今!?
今なの~!!??
話によると、肩たたきはされていないのですが、ギリギリ年齢が対象内であり、提示されている退職金が予想外の多さだというのです。
住宅ローンは全て返せるので、ここで借金ゼロになる。
となれば転職して毎月の給与が減ったとしても、普通に生活はできてしまうのではないだろうか。
「どうしよう?どうしたらいいと思う?」
こ、これは…。
大事な話です。後回しにできません。
ひとしきりオムレットくんと話します。
私は、生活の方は大丈夫だと思うから心配しないで好きにしていいよ、と答えました。
鉄板のいい奥さんの返事を選んで答えましたけど、今はやめて~~~というのが本音といえば本音です。
確かにおばあちゃんをうちで引き取れば、普通に生活できてしまう…。
もしかすれば私が仕事をやめても…。
いやいや、やめたらだめだー!!
今はよくても、あとでどうなる?
とも思います。
多分、おばあちゃんのことも何もかも、これからの生き方を、今先を見据えなければならない時期に来ているんだと思いました。
ちょっと私に話を聞いてもらって、考えこんでいるオムレット君を残しておばあちゃんの所に行きました。
もう私ははっきりいって、着信履歴のことなど綺麗~~に忘れていました。
額に手を当てると、割と熱があります。
一応インフルの注射はしていますが、先生が検査をしました。
別室で検査結果を待つ間、突然、母の携帯が鳴り響きました。
自分の携帯は切っていましたが、母のは存在も忘れていてそのままだったのです。
びっくりして取ってみようとすると、なんとそれは、例の〇さんからの電話です。
着信欄に書いてあります。
まさかそんな…。
こんな午前中に…。
すごい不自然な時間帯…。
母はその着信欄を見て、とても嫌な顔をしました。
手に取ろうとせず、いやがるそぶりを見せます。
おそるおそる、携帯を耳にあてました。
「はい」
「〇さん(母の名前)それでな昨日の話やけどやっぱりどうしてもいるんよ…」
私はそこで、ブチっと電話を切ってしまいました。
→→ 奇妙な事件 4 に続く