今日もまた違う一日

今日もまた違う一日

おばあちゃんが認知症になった時のお話です。

暴走族に遭遇

 

オムレットくんが、カフェで仕事をしたいというので、出かけました。
最近はこのパターンが増えています。

 

今日はオムそばちゃんもついてきました。
鬼滅の刃の小説版を買ってもらって大満足です。
これならおとなしくしてることでしょう。

 

いつも海沿いの道を走るのですが、今日海沿いの道に入るとすごい数のバイクがいます。
ちょっと尋常な数ではありません。
何十台もいます。

 

 

練り香水・くろちく

 

おばあちゃんが認知症になったお話 → 目次

 

 

暴走族かな?と思ったのですが、ちゃんと全員、ヘルメットをかぶっています。
私は田舎育ちなので、暴走族の集会や走っている姿を、見たことがありません。

 

それは不良っぽくなっている同級生たちは確かにいましたが…。
大集団というのは、漫画か映画でしか見たことがないです。
まぼろしの存在でした。

 

暴走族というのはヘルメットをかぶっているものなのかな?
オムレットくんが
「暴走族だ。それも現役だね」
と言います。
確かに、最近ニュースで聞く、昔暴走族だった人たちが集まってやってるという感じでもないです。
みな、若いです。

 

そんなの、現役でいるものなんだ…!!!
それにヘルメットもかぶるんだ。
最近の暴走族は道路交通法に忠実なのかな。

 

みんな、バイクが派手です。
後部座席がすごく高くて、夜露死苦系の文字が書いてあります。色もすごいです。ピンク、赤、青、緑…色とりどりで華やかです。
そして、音がおそろしいほどうるさいです!!

「花束を持ってる人がいるね?」
「あれは追悼か卒業かどっちかだな」

 

四つ角のど真ん中にバイクを止めて、笑顔で大きな花束を持って自撮りをしていました。そこはやはり現代です。


オムレットくんが、昔の湘南について話してくれました。
「あんな感じのが編隊を組んですごくたくさんいたよ。夜に海岸沿いをぶおん、ぶおんて走る。
うちの家は線路より北側なのにそこまで聞こえた」
「すごいね」
漫画そのものの世界です。
そういえば、神奈川に来たとき、最初そのしゃべりかたに感動したっけ…。

 

「湘南暴走族っていう漫画そのものだよね」
「そのものなんだけど、湘南の人がやってるわけじゃないんだよ。地方からやってきてる」
「じゃあ、集合するんだ」
「江の島に集合しちゃう。それで江の島が進入禁止になったよ」
「なんとか連合とかだよね昔の」
「このへんは相州連合。大集団だからっていうのもあるし、改造の仕方がそう。普通に四、五十台ぐらいをひとくくりにして六十くくりぐらい走ってる」

 

じゃあ、今見たのぐらいは、すごく小さな集団なわけです。
 四、五十台いるように見えたけどなあ。

 

(おのぼりさんなことを言うようですが)ホットロードなんてちょうどど真ん中の世代なので、かなりワクワクしました。
こんな感じの中でオムレットくんは育って来たんだなあ。

 

しかしオムレットくんは、夜露死苦系の方々がだいきらいです。
もう避けて通るし、きらい、きらいとよく言っています。
まあ確かに、(昔は痩せていたかもしれませんが)たぬきは跳ねられちゃう立場なので、好きにはなれないだろうなと思いました。

 

星乃珈琲に入って、期間限定の苺たっぷりスフレパンケーキを食べました。
写真を撮る暇もなく、オムそばちゃんがあっという間に食べてしまいました。

 

  

 

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