お誕生日
先日、オムレットくんのお誕生日でした。
実はオムレットくんのお誕生日とおばあちゃんのお誕生日はとても近くて、一週間違いぐらいの違いしかありません。
なので、この二人の誕生日は忘れにくいです。
おばあちゃん、またひとつ歳を重ねました。
86歳です。
あと四年生きたら90歳の大台に乗ります。
これでまだ認知症とはいえ寝たきりにもならず、おもらしもせず、おトイレに自分で言っているのだから偉いと思います。
せっかくここまで生きていてくれてるのだからできればコロナにもかからずにいてほしいと思います。
最近、ここまで長く会えないのが気になって仕方がありません。
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施設ではお誕生日を祝ってくれるのは知っているのですが、顔を出してあげたかった。
年を取ると、一日一日が貴重に思います。いつまで私を覚えていてくれるのか…。
コロナのために面会禁止で、お誕生日おめでとうと言うことが出来なかったのが寂しいです。
収束する気配も見せませんし、これからだ!という感じです。
東京ロックダウンなんて警告を見る限り、やはりオムレットくんの言っていた
・渋谷はいつもどおりのすごい人混み
・6割ぐらいはマスクしていない(売ってないからかもしれません)
・若者ばかり
という危険視は正しかったんだなと思います。
(新宿はマスクしていない率は4割ぐらいと言ってましたので、渋谷よりはましです)
* * *
先日、塾からの電話が怖くて、家の電話をくるみくんに取ってもらった話をしましたが…。
携帯の方は、非通知になっていればあらゆる電話に出ないでいました。
ちょうどキャンプ中にかかってきます。
恐ろしい…どこまで追いかけてくるのか。
が、今日オムそばちゃんがふとポツリと言いました。
「頼んでた本、まだ来ないのかな」
「!!」
そうだ、本屋さんからの連絡だったかもしれない!
オムレットくんが、電話番号で検索してみたらというのでしてみると、やはり本屋さんでした。
鬼滅の刃の小説本を注文していたのです。
漫画はもう、置き場がないので電子書籍で読んでもらっています。
読む時間も調節出来るし、いい考えです。
買うのは、どうせなら漫画よりも小説がいいなと思って、紙の本は小説の方だったら買ってもいいよと言いました。
また最近、うちは書店さんを応援しているのでなるべく本屋さんで注文を入れて買うことにしています。
オムそばちゃんも注文するのが楽しいみたいで、喜んでカウンターに行って「この本が欲しいです」などと話しています。
しかし、オムそばちゃんはとても積極的なので参ってしまう時があります。
一度本屋さんに行くと、オムそばちゃんが行方不明になりました。
どこを探しても見当たらないので泡を食ってあちこち探していると、カウンターで自分で勝手に注文をしていたのです!!
「本当にやめて」
「だって聞きたかったんだもん」
「まず、あるかどうか棚は自分で確認するの!それでなかったらやっとあるかどうか店員さんに聞くの!」
「だって店員さんに聞いた方が早いもん」
本屋さんは、あるかな?ないかな?と探しているときに、本棚に並ぶほかの本の背表紙を見る楽しみもあるので、お説教をしました。
アマゾンなどの注文方式ではないですが、欲しいと思ったらピンポイントでそれを検索したり頼んだりする、というやり方が身に染み付いていて怖いです。
余韻がありません。
本屋さんをもっとぶらぶらする楽しみを覚えて欲しいなと思いました。