今日もまた違う一日

今日もまた違う一日

おばあちゃんが認知症になった時のお話です。

朝ごはんのうらみ

 

朝早くに起きるようになると、なんとなく全体的にいい影響があるような気がします。
オムレットくんが出て行った後は、子どもたちを起こすまでゴロゴロしています。
猛烈な暑さは勘弁して欲しいのですが、やっと、やっと!雨が上がったので、洗濯物を干すことが出来ます。

 

お弁当を作っているのに、夜ごはんを適当にするのはどうなのかなぁ…と思って、夜の外食もめっきり減りました。

 

自分のことをものすごく夜型だと思っていたのですが、なんとかなるものなんだなあ。

 

朝の支度にも余裕が出来ています。
まあ、いっときのことだとは思うのですが…。

 

 

 

 

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おばあちゃんが認知症になったお話 → 目次

 

 

オムレットくんはこれまで、朝ごはんは自分でなんとかしていました。
大抵は、前日のごはんを少しだけ自分で残しています。

 

トーストを焼いた形跡もあったり、ベーコンなど焼いていたり、色々でした。

 

しかし、お弁当を作っているので、なんとなくオムレットくんの朝食も用意するようになりました。

 

すると、夜ごはんをまったく残さなくなりました!
(前は自分で「調整してる」と言ってました)

 

これもまた、新婚当時のうらみなのですが…。
(最近、うらみを吐き出すことが多いです)
オムレットくん、とにかく朝ごはんを食べません。

準備しても手も付けずに出て行ってしまいます。

 

しかも、ものすご~~く朝は機嫌が悪いのです。
その頃はまだたぬきではありませんでしたが、ムスッとしたまま返事もせずにご飯も食べず出て行ってしまうことが多かったです。
(しかも弁当はいらないといいます!)

 

これでは、朝早くに起きる意味を見出せません。
くるみくんやオムそばちゃんも小さかったですし、いつごろからか、朝は心おきなく寝るようにしたのでした。

 

そして十ウン年が経過して…。
今さらです。
朝ごはんを作ってみると、これが何故かおとなしく食べるのです!

 

たぬきになったから、食べる量も増えたのでしょうか…。
なんとなく、外回りのストレスから開放されたという所は大きいような気がします。

 

朝に会話までしています。
といっても、ツナマヨコーントーストみたいな、いっそう太らせるようなメニューですが…。

 

今まで弁当を食べたことなく十ウン年過ごしていたのです。
たまには外食が恋しくないかな、と思って聞いてみました。

 

「(外食したいという気持ち)ない!!

 

ないんだ…。

 

「外に出ないから、コロナにかかることもないし、とにかくお金を使わない!お弁当があるとこんなにお金を使わないと思わなかった。内勤でコーヒーも会社のがあるしタダだし」

 

どうやら、おこづかいが増えることを嬉しがっているみたいなのです!!

 

満員電車に乗っている時点で、コロナにかかることがないはずはないですが、節約にはやっぱり弁当です。
だから…だから…言ってたのにィィィ~っ!(うらみ再燃)

 

しかも最近、朝になると
「どれが朝ごはんだろうか」
とじろじろ目で探すようになりました。

 

こうなると、ない、とか、余裕がなかった、とか言えない雰囲気です。
プレッシャーです…。

 

でも、相変わらず土日にはごはんを作ってくれますし、私もこれまでずっとしてこなかったので、少しはやってやろうかな、という気分でいます。
多分、世の中のおくさまはみんな、こんな私のしてこなかったようなことも無理してキッチリやっていると思うので、もう本当に…本当に…。

 

あんまり考えると、煮詰まってくるので、このあたりで考えるのをやめることにします。

 

 

 

 

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いつ撮ったのかすっかり忘れたぐらい昔の写真ですが、涼しそうなのを選んでみました。

 

 

 

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