くるみくん、ピリピリ
ここの所ずっと、お弁当生活だったのですが、久しぶりにお昼に外食をしようと思い、自分の分のお弁当を作りませんでした。
(といっても、そもそもお弁当に入れるものが足りなかったという理由なのですが)
オムレットくんには冷凍ハンバーグの高いやつを入れ、くるみくんにはチキチキボーンを入れました。
私はこっそりお昼にひとりで外食です。
ちょっと、家にいたくない理由があります。
それはくるみくんです。
ここの所、近付いてくる受験にピリピリしています。
コロナの間じゅう、あまりにもサボりまくっていたので、あまりお成績がよろしくありませんでした。
(控え目な表現です)
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「先生にはあまり期待しない方がいいと思う」
とくるみくんが言います。
先生がどんな人かよりも、お前の成績だよ~!
と思いましたが、行ってみると、本当にものすごく微妙な感じの先生でした…。
くるみくんが希望した科目が、目指す所とむいていないのはわかるのですが、「向いていない」ことは再三指摘するのですが、「じゃあ何がむいているか」というのは一切答えがありません。
まあ、成績がアレなので、指摘しにくいというのもあったかもしれませんが、終始ダメ出しのようで終わってしまいました。
ダメ出しは何度も何度もするのですが、自分は資料を持っていなくて探し回ってばかりです。
何度も教室から出て行って探しに行ってました。
…まあ...。
一般的な先生...だと、思います。
コロナの対応に追われていたとも思います。
生徒のキャラもつかむことが出来ず、試験までほんのちょびっと会っただけです。
(その試験の結果が壊滅的なので、そこで判断するしかありません)
そこまで期待は出来ないのはわかっているのですけど、くるみくんは頑固で寡黙ですけど傷付きやすいやっかいなタイプなので、ショックだったみたいです。
お前が勉強してないのがよくないんだから!!!
でも、この先生にずっと受け持ってもらわなくてよかったと、ポジティブに考えることにしました。
くるみくんにはいい薬です。
くるみくんは、私にそっくりなので、出来る教科も、興味を持たないといっさい見向きもしないところも、人に耳を傾けない所もまったく同じです。
私も母にずいぶん心配をかけたなあ、と思い出します。
母は、どちらかというと娘のわたしにすごく依存気味で、理想も完璧なものを押し付けようとしている所がなきにしもあらず、でした…。
でも、頑固なときのくるみくんがてこでも動かないように、私も動きませんでした。
母は、私の受験期に二回、癌になりました。
確実にストレスであっただろうなと思います。
これが母の生命力というか、すごい所なのですが、母は甲状腺の癌と、乳癌と、二回もなったにも関わらず、(転移かどうかはわかりません…)甲状腺も、胸も、削り取って結局生き続けました。
サバイバーです。
よいお医者さまにも恵まれたかもしれません。
(前にも書いたような気がしますが)
どこかで読んだのですが、癌になったときに三タイプあると書いてました。
共存しようとする人。
あきらめてしまう人。
何が何でも戦おうとする人。
そして、生存率が一番高いのが戦う人だと書かれてました。
早期発見などの運やタイミングももちろんあると思いますけど、母は徹底的に戦おうとする人でした。
死にたくないー!!
と常々言っていました。
体は割と丈夫で、小柄なのにものすごく力も強くて…。
もみ合いになった時は、負けてしまうぐらいでした。
あらゆる面で強かったなあ。母は。
(まさか、認知症になってこんなおばあちゃんになってからも、あの力の強さがこんな所で生きてくるとは思いませんでしたが…)
そんな母と戦って頑固を曲げなかった所の私も、やっぱり母の子どもなんだろうなあ。
でも私は癌にはなりたくありませんので、くるみくんにはある程度好きにさせようと思っています。
基本の人間が出来ていれば…。
最低限の勉強ができ、極端な考えに走らないだとか、社会に興味を向けるだとか…そういうのが出来てさえいれば…、何とかやっていけるんじゃないかと思っています。
そして、一番どうなっているかよくわからなかった新入試。
今のところ、センター試験と何も変わらないとのことでした。
なんてこった。
ふりまわされる子どもたちが本当に気の毒です。
母は大の犬ずきでした。これも母がとてもかわいがっていたぬいぐるみです。
施設のお部屋に置いてあります。コロナなので、私もしばらく見ていません…。
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