加湿器に悩みつつ
ここのところ、寒くなってきたので、あっちこっち行くこともなく、家で過ごしていました。
もうすっかり冬になりました。
空気がひどく乾燥しているので、お肌はカサカサするし、唇は荒れるし、(コロナは流行るし)寒いし、ろくなことはありません。
唇が切れて痛いですが、ここのところ不思議なことに、前よりもそれほど頭が痛くなりません。
以前は、ほぼ毎日と言っていいほど、薬を飲んでいたのですが、もう一週間ぐらい飲んでいない気がします。
まあ、どうせ波はあるので、体調が良い間は享受していようと思います。
ところで、オムレット君は、加湿器が大好きです。
私はどんなに乾燥していても、カビのもとになるので湿気は大嫌いなのですが、オムレットくん、こちらはこちらで乾燥が大嫌いです。
布団の部屋で、しきりと加湿器をたいています。
しかもです。
最近、オムレットくん、加湿器にアロマをたらすことにはまり始めました。
アロマも、ほどほどならいいのですが、割とがっつり入れるので、夜、寝室にそのアロマの臭いがたちこめて、むしろ眠れなくて大変困ります。
ホワイトムスクというものです。
こっそり消しても、トイレなどで起きるとまた必ずつけてしまいます!
少しだけならいい香りなのですが、ムンムン立ちこめるとどうにも参ります。
* * *
母のことがあると同時に、お弁当はとどこおってきました。
やはり、すべて何もかもというわけにはいかないものです。
母はやっぱり、余命がどうなるかはわかりませんけど、目に見えて衰えてはいます。
指折り数えていたら丸四年経ってました。
2017年の1月に
母から何かおかしいと感じる電話かかったのが全ての始まりだったのです。
四年でみるみる、これだけ年をとってしまった。
職場でもうベテランの女性が家の介護の話を聞いて、
「私も6年診たわよ」
と言います。
末期がんの宣言が出てから、10年生きたという方もいました。
4年とか5年とか6年とか、介護で大変な人たちは顔を合わせるたびに、
「でもそんなにいつまでも生きてないから」
というのが励ましの挨拶みたいになってます。
まあ、言葉どおり「いつ死ぬんだろう…(早く死んでくれないかな…)(解放されたい…)」という気持ちもぜったい、ゼロではないですが。
その裏側には、やっぱり
「生きている間にできることはしてあげたい」
という気持ちもやっぱりあります。
二律背反というか、この二つの気持ちが同時に存在する感じです。
この記事で、終末期の看取りについて書かれていて注目したのが
「お迎えを見る」というところでした。
不思議だなあ。
お迎えを見た人は、静かな最期を迎えるとのこと。
きっと、たくさんの人を看取ってきた人の経験なんでしょうね。
昔の写真を少し整理していました。
自分が日光東照宮で撮った、眠り猫の写真がありました。
その後また紛れてどこかに行ってしまったのですが、そのとき、父と母の二人きりでの旅行の写真に、左甚五郎の眠り猫の写真があったのを、ふと思い出しました。
オムレットくんが突然行きたがって、連れて行ってくれたところでした。
?
昔はその意味を気にもとめなかったのに、こんなところで、父と母の夫婦と、私とオムレットくんの夫婦が重なりました。
お迎えはとても親しい人がなるというけれど、母だったらやっぱり父なのかなあ。
生きているときは散々、出世しないとかくだらないものをこっそり買うとか、見栄っ張りだとか言っていじめていたけど…。
父が死んでから、また認知症になってから、これほど父のことをよく話すとは思いませんでした。
やっぱり、夫婦というのは不思議な絆で結ばれているものなんだなと思います。
馬籠宿のたぬきです。
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