今日もまた違う一日

今日もまた違う一日

おばあちゃんが認知症になった時のお話です。

暗雲漂う日

 

母のところに行く前に、腹いっぱいつめこみました。
お弁当を食べ、途中で何となくほしくなって買ってきたモスチキンをたべ、仕込んでおいたおでんをたべました。

 

そしてマフィン。
近くにマフィン屋さんが出来たのですが、すごいボリューミーなマフィンですごくおいしいです。

どれも美味しくて、でもさすがに食べすぎです。

 

拒食の反対で、過食なのだろうか?
歯医者が大きかったです。ごはんがおいしいです。

 

母を迎えに行って、車の中で、シートベルトが苦しくて仕方ありませんでした。

 

 

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おばあちゃんが認知症になったお話 → 目次

 

 

「赤だよ」
母がいちいち、教えてきます。
昔は見ればわかるわ!ってイライラしてたけど、お父さんはずーっと黙って聞いてたなあ。

 

ああ、やっぱり私は父に似ているのかも。

 

母はなんだか、いつもながらのお母さんの顔をしてます。
元気は元気なのだけど、つやつやしてるとか、生き生きしてるとかではなく、いつもの母、慣れた母です。
ちょっとめんどくさい感じの母です…。

 

今日は寒い日で、連れに行きますと電話をしたときには、寮長さんは愛想よく
「あったかくしておきますね!」
と言ってたのですが、すごくうっすい服を着ていました。

 

そして、背中に無数の髪の毛がついています。
薄い服なのに、玄関先でちょっとはたいたり、つまんで取らせてもらってしまいました。

 

くしでとかしていないから?見てわからない?と思うほど、ちょっと付き過ぎです。
こんな事、関係ないのかもしれませんけど…。言ってはいけないのかもしれませんけど、今日も担当は外国人のかたでした。

 

つめを切っていなくて、部屋で切っていたとき、申し訳なさそうな顔をしながら
「ああ、のびてましたよね」
と言ってたのも、やはり外国人のかただったので、理解はされてるんだとは思います。(うちは割とヒスパニック系のかたが多いです)

 

決して、悪いというのではなく、おおらかで愛想はよく、親切な感じなのですが、衛生は...。

 

運転しながら、ついぶつぶつと言ってしまいました。
私がぶつぶつ文句を言っているからかわかりませんが、母も目の前にある事象に不平を述べはじめました。
「こうして車が並んで待つのって田舎臭い」
意味がわかりまえせん。
でも、こんな風な文句言ってるのが母っぽいです。

 

パンが好きらしく、いつもガツガツと食べるので、いいパン屋さんに行こうかと思いました。
「お母さんパン好きだよね。買いに行こうかと思うんだけど…」
すると、即答です。
「無理せんでいい」
借りを作るのが嫌いな、正確にいうと何か親切を受けてお返しをしないでいるのが負担になるのできらいな母の、しなくてもいい遠慮です。

 

若干、ムッとします。
パンごときで…しかもいつもはガツガツ食べてるくせに…(オムレットくんのパンなのに)。忘れてるくせに。そんな風に箸にも棒にもかからないような断り方って…。
懐かしいムカつきです。

 

パン屋について、降りてみてみる?というと、
「いい」
とこれまたつっけんどんに断ってきます。

そしてトイレに行きたいと言います。
「トイレはここにはないわ」
私も切り口上で言ってばたんとドアしめてしまいました。おむつしてるし、大丈夫でしょ。

 

今日は暗雲たちこめる始まり方です。

 

ここのパン屋は美味しいので、午後になるともうほとんどありません。
そのかわり、母の好きそうなプチ型のパンがひとやまふたやま、セットになっていました。

 

今日は寒いし雨が降ってます。
もう、あったかい格好するなんてい加減なことばっかり、口ばっかり。
(寮長さんは本当に口ばかりなところがあるのです…でも、見るところは見ていてくれるのですが)

 

母は、トイレで小をしたあとに、またガツガツ食べて、便が出てしまった様子です。
残念!さっきトイレでしてくれればいいのに~。

 

やはりこのお店のパンは美味しいです。
母の食べるスピードも違っていました。

 

 

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