オムそばちゃんの発表会1
オムそばちゃんの習い事の発表会がありました。
いったい何を習っているのかというと、バレエなのです。
ぴょんぴょんした暴れん坊がそんなのを習っているなんて、何となく恥ずかしくて言えませんでした。
すごく厳しい先生で、練習量も多いのですが、お値段がこれまた、非常に良心的です。
あまりにも厳しいので、オムそばちゃんのお友達は怖がってしまって、絶対にいやだとこの先生のところに入ってくれようとしませんでした。
本人は、こういう厳しい先生はあまり気にしないので続けられています。
呉竹 Kuretake ZIG メモリーシステム ウインク オブ ステラ
一時期、コロナ自粛していたころ、しばらくは、先生がストレッチ動画をYoutubeにのせて、練習をやってみたりしていました。
先生もかなり悩んだようですが、夏ごろ、少しおさまっているときに発表会をすることを決め、そして当日を迎えました。
当日近くになって、コロナがえらいことになっています。
本当にやれるのか、みんなが心配していました。
スタッフも減らして、規模も相当に縮小です。
この先生の発表会は、出し物としてみていて楽しいので、親兄弟だけでなく、割とたくさん観客があります。
それでもコロナではあるので、減らしたチケットがさらに席が埋まるか、把握できるか、気にされていました。
オムレットくんとくるみくんは、まったくもってバレエになど、これっぽっちも興味がないのですが、さすがに連れていかれることになりました。
オムそばちゃんが、ちゃんと着るかどうかチェックしていました。
オムそばちゃん曰く、お父さんはいいけどお兄ちゃんは来ないとだめなんだそうです。
私としても、このような文化芸能には、こんなこともなければ一生この子には縁がないのではないだろうかと思うので、経験のため行ってもいいのではないかと思いました。
普段なら絶対に拒否しそうなオムレットくんとくるみくん、オムそばちゃんがらみだと、やっぱり来ました。
夕方からはじまるプログラムですが、付き添いは一日中、拘束されます。
バレエの衣装は、見ているととてもふわふわして気持ちよさそうですが、実際にさわってみると、ゴワゴワしてかたいです。
すごく丈夫に作られています。
しかし、子どもたちはどうしてこんなに元気なのか。
ぴょんぴょん飛び回ってすごいスタミナです。
始まる前にグッタリしてしまいました。
やっと客席に行くと、オムレットくんが
「ぼくなんて一度見るだけで苦痛なのに、リハーサルをずっと見てたりするなんて同情するよ」
とえらそうに言ってきましたけど、失礼な!
足の伸びとか、しぐさ、じっさいの踊りを見ているのは綺麗なので楽しいです。
この先生の発表会には、
「見ている人を、楽しませるためにやる」
「見てくれる人あっての芸事だ」
という先生の意識、考え方があります。
その考え方が、はっきりと現れているプログラムになっていました。
飽きさせない楽しい演出です。
出来に関しては確かにイマイチでした。
いつものピシッとした雰囲気がなく、スタッフの人数も抑えてあり、失敗が多くて、バレエの技術じたいは、全体的につたない感じではありました。
(というほど詳しくないのですけど…)
去年は、小さい子もわりと複雑な振り付けをきちんと最後までやり遂げていました。
今回は芸がつたない分を、視覚で補っていました。
小さい子どもたち、真っ赤なくつに、鮮やかな丸いスカートが、腰をかがめると花のように広がります。
少しお姉さんのダンスは、導入がすごいです。
暗い舞台に、ぱっと光を当てたところに帽子が五つ、固まって闇の中に浮かび上がり、フルフル震わせて、こちらの目を引き付けました。
みていて、わあ!と思う、そんな工夫がされてました。
ラ・バヤデールはアラビア風のエキゾチックの激しい踊り。
欧米には昔から、近場の異文化への興味と憧れがあったのだろうなと思います。
アラビア諸国はこの東の果ての国よりもずっと身近だと思います。
ジゼルのグラン・パ・ド・ドゥ。
やはりこれは一般人にはちょっときついです。
グラン・パ・ド・ドゥはまず男女二人が出て踊り、その後に男性-女性-そしてまた二人で踊る、という4部構成の長い踊りです。
バレエにとっては最高の見せ場であるのですが、オムそばちゃんの家族枠で無理やり連れて来られている、オムレット君とくるみ君には厳しい時間でした。
それでも、それまでがとても楽しかったので、バレエに興味のないこの二人も、王道の退屈さも我慢できました。
(=グーグー寝なかったという意味です)
たくさん探したのですけど、バレエ関係の写真がまったくありませんでした...。
パナソニック くるくるドライヤー ナノケア ピンクゴールド EH-KN89-PN