本当は一緒にいてあげたい
もともと、母には、生命力、底力のようなものをいつも感じます。
だからこそ、一人でやれる!家は出たくない!とあれほど抵抗したわけですが…。
空回りもして、あれほど困らせられて、わがままもあるけど、こんなに頑張っているおばあちゃん。
今ほど一緒にいてあげたいなあと思ったことありません。
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皮肉なことに、弱った分だけ、一緒にいて苦痛でなくなりました。
パワフルさが有り余っていた頃は、振り回されてしまってほんとに大変でした。
ここのところは、迎えに行くのも一緒に過ごすのも、ちっとも苦痛でありません。
便の始末は、最初はきつかったですけど、何度かやってみたり、調べたりしているうちに、来てもたまにするぐらいで、全然大丈夫だ、という気分になっていました。
それすらもなくなっていて、今日はおしっこの方も普通にトイレで出来ています。
別に、また便が出るようになったとしても、それはそれでぜんぜん大丈夫のように思います。
たまにですし、自分の母ですから。
母がすっかり元気になり、復活したように思っていましたけど、やはり体調には波がある。
お医者さまの言う、癌も決してなくなったわけではないのです。
こんな風に会えるのも、いつまでになるかなんて、誰にもわからない。
コロナを持ち込むのが怖いなあと思っていましたし、そう言われたりもしました。
責任も考えてはいたのですけど、やっぱり申し訳ないですが、感染対策はじゅうぶんにした上で、会うことは続けようと思いました。
最近はおばあちゃんを連れて買い物には行くようなことはしていないので、車からそのままうちへ移動。
子どもたちも休みに入って、あまり人と接してはいません。
オムレットくんかわいそうだと思っていましたが、考えれみればいちばんあやしいのはオムレットくんの方でした。
幸い、その後何も起きなかったのですが、会わなくて正解だったのかもしれません。
私のかかりつけのお医者さまは、今の感染の広がりはGOTOというよりも季節性のものだと思うと言っていました。
「市中にも相当に広がっているだろうし、やることはかわらないわよ。手洗いとマスク!あとは、ゆっくり休んで疲れをとること、それだけ」
と言っていました。
なので、私もお医者さまを信じて、手洗いマスクを続けながら母に会うことは許されるかぎり続けようと思いました。
さまざまなご意見があると思いますけど、緊急事態宣言も限定的にしたいみたいなのを、ありがたいと思ってしまいました。
どうか、このままで…何とか春になってほしい。
祈るような気持ちです。
* * *
これをぽちぽち携帯をいじりながら書いてるとき、買い物していました。
オムレットくんが荷物を持ちながら、新たにカゴを持とうとしています。
重いだろうと思って、横から持とうとしたら、おそろしい勢いでぎゅうーっと拳を握りしめてしまいました。
ええ…(困惑)
すりだと思われたのだろうか。
と思ったのですが、こっちは把握してるみたいでずっとぎゅーっとしていました。
最終的に三つも四つも荷物を持っています。
義理実家でスウェーデントーチをどうしてもやるといってきかなかったときも思いましたけど、オムレットくんも年をとるにつれて、だんだん頑固になってきているように思います。
みんな、次第に大きくなったり、年を取ったり、変化していくものだなあと思いました。
子どもたちが大きくなるのは楽しいですが寂しいです。
諸行無常な気分になってしまいました。
行く川の流れは絶えずして...と言いたいところなのですが、これは海です。
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