無理してまで連れ出すかどうか
さて濃厚接触の定義はともかくとして、PCR検査をどうするかです。
もし、するのであれば、市中でPCR検査ができる病院にかかるか、お医者さまから検査できる病院に紹介してもらう、という形のようです。
ん?んんん~?
じゃあなぜ、かかりつけ医さんは、大きな病院へなんて言ったんだろう…。
わたしが望めば、かかりつけ医さんから大きな病院へ連絡してくれる、ということだったのだろうか。
何だか、施設の言い方では、勝手にいってやってくれみたいな風に聞えましたけど、これは「またぎき」なので不確かです。
もし会いたいから連れ出すのだとすれば、とにかくこれは、(私の検査を拒否した)わたしのかかりつけ医さんにかかってみるのが一番早そうです。
この先生ならば、間違いなくPCR検査は必要ないという判断を下すでしょうけど、少なくとも私は母に会えるわけです。
しかし、熱があって寝ているのを無理矢理に引きずり出して連れていくのもちょっとどうかという感じです。
電話して、とりあえず一部始終を伝えました。
そして、私としては、病院に連れて行くということでもあれば母には会えるので、それは可能なのであればしたいけど、病状もあるだろうから施設の判断にもおまかせすると言いました。
多分、施設はOKはしないでしょう。
私としては、母に定期的に会わせてもらっていたのはとてもありがたいながらも、中途半端なのがいけなかったという心がありました。
経営している会社の方針としてはアウト、面会禁止で会えないということになっているのに、内部の人の判断で会わせてもらっていたのでした。
それも、寮長さんはもともと、余命宣告があったとしても面会すらも反対であるように見受けられました。
おそらく、ケアマネさんひとりの判断だったと思います。
病院に連れて行ってもらう、という所でやっと会うことができることになる。
余命宣告が出るほど手遅れの状態であることがわかってから、じゃあ会っていいよと言う。
人道的配慮とは言っても、なんとなく、なんとなくの状態のまますすんで来ました。
その挙句に、なんとなく元気になってきた+コロナが広がったから、じゃあだめだよと言う。
基本ダメはダメなんでしょうから、私も甘えていたわけです。
とりあえず、電話はOKですと言われたので、会えないまでも電話はしてもいいですかと伺って、そこはOKをもらいました。
いくら私がイキり立っていて、反社会的なゴリ押しをしたくとも、さすがにこの感染者数の増え方では、仕方ないと思う理性は(かろうじて)残っていました。
(東京で1000人ほどの感染者が出ていた時です)
今までもとてもよくしてもらっていたわけですし。
しかし、寮長さんはいっさい電話に出てきません。
本社から電話して言ってもらったにもかかわらず、やっぱり爪は切っておらず、いつ見ても長いです。(8ミリは長すぎと思います)
髪の毛や、ほこりもついています。
白髪なので、めだちます…。
今回も、あとづけで、トイレで転倒したようだが誰も見ていなかったようだという話も出てきました。
ええ~!?
しっかりされてるなと思っていた方がどんどんいなくなっていきます。
母は、自分のことがもう自分では出来ないし、癌の余命も出ているのに放置されている。
そして会うこともできない。
責任が取れないから。
やりきれない気持ちと、医療機関も、介護施設も、いっぱいいっぱいでこれ以上は無理という状態なのだろうなという気持ちとの間で揺れてしまいます。
コロナで責任って何なの?
濃厚接触にならない定義は最低限守ってる。
それでどこかからともなく持ち込まれたとして、それを誰がどういう責任を取るの?
そんなときに、そうだ、この介護施設本体の会社の方針はどうだっただろうか、と思って、ちらっとネットで調べてみました。
面会、禁止されてないじゃーーん。
あの、何度も繰り返していた
「面会はずっと禁止ですっ!」
「面会はずっと禁止ですけど特別!」
というのは一体何だったんだろう…。
でも、思いとどまりました。
この今の感染者数の増え方は尋常じゃないです。
なので、そこは言っても仕方ない…と思いました。
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