5時起き弁当生活
3月の人事に絶望したあたりに、私の中でも、何とかして境遇を変えられないかという気持ちが膨らんでいました。
辞めてもなんとか生活を維持していけないだろうか?
今は直接私に被害が来ていない。
(間接的にはバンバンきていますが)
長年のいまの会社での生活、色々ありましたが、元気だったのではねとばすことができました。
もし、「次に何かあったら」辞めたい。
でも、ふんぎりがつかない。
この毎月の月給を手放すのが惜しい。
子どもたちも、教育費がかかる。
うちの家計は常にカツカツなのですが、その原因の一つにオムレット君が常に外食であるというところがありました。
よし!
もう一度、毎日、お弁当を頑張ってみよう。
グッタリなっているのは仕方ないとしても、ごはんもキッチリ作ろう!外食を極限まで減らそう!
ずっと憧れだったけど、今や子供にお弁当を作らないといけないので、憧れなんてものはまったくありません。義務と苦痛。
しかも疲れていて超ねむい。
しかし!
この節約でどのくらい行けるのか試してみたいっ!
私は、5時起きで、子供二人+旦那+私、の四つの弁当を作ることを、ふたたびはじめることにしました。
この4月から、オムそばちゃんもついにお弁当を食べることになりました。
お弁当をあまり好まず、ちゃんと食べないくるみくんと違って、女の子はやっぱり、かなり気を使います。
この4月の入学も、女の子同士のグループ関係に気を使って、相当に疲れました
こうして、一日たりとも気を抜けない、毎日5時おきの弁当生活がはじまりました。
平行して、家でも若干、暗雲が垂れ込めてきました。
こっちもか、という感じです。
オムレットくん、たまに起きられなかった日には
「今日はお弁当をつくってくれなかった」
と、文句を言うようになってきたのです!
どういうこと~!!
「なんでそんなにお弁当が好きになっちゃったんだ」
「だってあまりにもお金使わないんだもん!」
「今までの18年間はいったい何だったんだ」
「本当に、朝に家を出てから帰るまで、一円も使わないんだよ!すごいよ!お金をおろすっていうことがないんだよ!」
今更ー!!
この18年間を返して!
18年間のお弁当代、外食代を返せ!
5時に起きて弁当を作り、今年はシソやトマトといったベランダ栽培の野菜にも、異常に力を入れて水やりをはじめました。
すべて風呂の水です。
会社ではもうすでに頭が朦朧となっています。
ふらふらして、歩きながらも床が揺れているようです。
ミス連発するようになったのはこれが原因の一つでもありました。
* * *
3月~6月ですが、家に帰るともうぐったりです。
帰るとバタンと倒れて、起き上がることもできず、夕食もすごく遅くなる、(でも辞めたいので意地でも作る)という状態が続きました。
朝起きるのもつらく、常に体が重い。
会社も行きたくない。
そんなときに事件は起きました。
というほどのことでもない、何気ないことなんですが、わたしには決定的でした。
なんと私は休みを取った日にちを間違えてしまったのです!
この間違えた理由なんですが、わたしは(たとえばですが)2日に休みを取っていたとして、帰る時にふと白くまさんが
「休みは1日なんだよね、明日だね」
と言ったのです。
このとき、私は謎の疲労感を少しでも軽減するために、なるべく会話を避けよう避けようとしてました。
適当に、はいーそうです、と答えて帰ったのですが、何とこの休暇を取った日を、手帳につけてませんでした。
白熊さんは直前にスケジュールを見ているのを見たので、わたしは、ストレスで自分の記憶もあやしくなっているし、あんなにはっきり言うなら、これはたぶん間違いないのだろうと思ったのです。
あれだけおかしくなってる白くまさんなので、そんなはずはなかったのに。
私もかなり、投げやりな気持ちになっていました。
本人に「はいーそうです」て言っちゃったしな...。
確認の電話をしようともせずに、わたしは白くまさんの言ったとおり「1日」に休んでしまいました。
ですがやっぱり私が休みを取ったのは、「2日」だったというわけです。
最初のわたしの記憶の方があっていたのです。
(しかし、つけていなかったのは私が悪いので私のミスであることには変わりありません)
すごい勢いで電話がかかってきました。
伊豆の花畑のヤギ(のかかし)です。