アウトドアしたくてたまらない人たち
Youtubeのキャンプ動画、最近はあまり見なくなってしまいました。
というのも、多分、慣れてきたからなんだと思います。
自分たちのこうありたい、こうしたい、というのが先に来るようになってしまいました。
最近は、網だけ持って行って、石を積んでそこに乗せていました。
オムレットくん、得意満面です。
「みろ!これが!これこそ!真のアウトドアなんだよ!」
たぶん、こういう感じで何も使わずに、あるものだけを利用して小さな火を起こして、釣りをしたりしたいんだろうな。
ちいちゃな焚き火台は私にくれたので、私はそれで火をおこして、お湯を沸かしたり、ソーセージを焼いたり細々とやっています。
オムレットくんは石を積んだかまどで、お肉を焼いたり、アルミでつつんだじゃがいも、たまねぎ、さつまいもなどを焼いています。
多分この極限まで原始的なやり方がわたしたちにはあっているんだろうな。
しかし、もう最後に焚火をしたのもかなり前のことなので、次にできるのはいつのことやら、です。
* * *
大雨の被害があったので、オムレットくんとよく焚火に行く川沿いがどうなったか見に行きました。
景色がすっかり面変わりしてしまっていました。
川岸が崩れまくっています。
ですが、普段焚火をしていた所は、何とか無事というか、様子は変わっていますができなくはなさそうです。
しかし、立札が立てられていました。
「感染対策により、こちらでのバーベキューは、自粛してください」
英語でも書かれています。
確かに、明らかに日本語ではない東洋系・かなりラテン系の人たちもたくさん来ていました。
ちょっとした穴場スポットなので、口コミで何らかのコミュニティに広がってしまったようです。
夜にパリピな感じの人たちがきて、騒いでいるのではないかという気配もありました。
テキーラの瓶などが、たくさん放置されていて、正直、あまりマナーがよい感じはしませんでした。
炭もう放置したまま、周囲にはごみが散らばり、とてもいやな感じです。
こちらは、BBQ台すら出さず、ぼそぼそと焚火をしてベーコンなど焼き、お湯を沸かしてラーメンなど食べて帰るだけなので、おとなしいものです。
よくアウトドアの写真などで活躍している、ガス缶すら持っていません。
このオシャレな奴です。
アウトドアが流行るのはいいけど、マナーがひどいなあ。
このままでは、閉鎖されてしまいかねない。
オムレットくん、のんきにこんなこと言っています。
「うん『自粛してください』っていうことは、やっぱりこの川沿いではしてもいいんだってことがはっきりと証明されたぞ!」
回れ右して帰ろうとすると、車が列をなしています。
そして、みな次々に車を止め、立札などまるで無視で、ガンガンに設置をはじめてしまいました。
(ごく普通の夫婦連れが多かったです)
えええーーー。
さすがのオムレットくんも、言っていました。
「あれはまずい。自粛してくださいって書いてるのに。通報されて本当に閉鎖されちゃうぞ」
みんな、コロナでよほどストレスがたまっているのか、もう麻痺しているのか。
それとも単純に立札に気が付いていないのかな?
再び焚火できるようになるまで、かなりかかりそうです。
これはもうずいぶん昔の画像です。
今はもう、お蔵入りで使っていないBBQ台です。