相談 1
暑いです~!!
灼熱の暑さです。
太陽からの圧を感じます!!!
こうも照り付けられると、日傘必須です。
最近、オムレットくんもひさし部rにおばあちゃんの所に行ったのですが、おばあちゃん、
「ま~久しぶりね~!」
と言ってから、しばらくしてオムレットくんの所に寄って
ぽん!
おなかをたたきました!
ふざけた調子で、ユーモラスでした。
オムレットくん、今日はおなかをひっこめる暇がなかったようです。
たぬきなので仕方ないですね~。
~~ 相談 1 ~~
それからは皆さんに平謝りです。
所長さんに
「母が『地元に帰るお金はある』、みたいなこと言ってましたけど…今日何かしてましたか?」
と聞いてみました。
すると、ちょっと出かけてくると言ってバスで出かけたといいます。
駅まではバス1本です。
うちまで駅で落ち合うことが出来るかどうか、何度か、練習もしていました。
まだ母の記憶力を信じていました。
「二時間も三時間も帰られなかったらご連絡しようと思ってましたが、一時間ぐらいで帰ってこられました。駅ビルをぐるぐる回って楽しかったわ~!とニコニコしてられましたよ。表情も明るかったです」
普段どおりの母が「もどってきている」時には、それくらいのことは楽勝で出来ると思います。
それはいかにもありそうな、いつもどおり母の姿でした。
さっきまで、もうダメだ、完全におかしくなってしまった。
もう昔の母は戻ってこない、と思っていたのにです。
駅までの道がわからなくなって座り込んでいた時よりも、しっかりと普段どおりの日だとは…????
「もしお金をおろして帰ろうとしてたら、駅で帰っちゃってると思うんですよね」
「そうですね。確かに」
「今日は大丈夫だと思います。また何かありましたらお電話しますから、こちらに任せてお帰りください」
信じてお任せすることにしました。
「もし何かありましたら、お電話します!」
よろしくお願いします…。
こちらは、自立型のいわばマンションのうたい文句なのですが、さまざまなお年寄りの方が入っておられると聞きました。
やはり母のような症状を示していらっしゃるかたもいるとのことです。
母が認知症専門の施設に入るためには、「認定調査」してもらって「介護度」をあげる必要があるそうです。
まずは、こちらでなんとかしながら、病院に行き、ケアマネさんを決めて、まずは認定調査をしてもらうこと。
とにもかくにも、まずは病院です。
母が食事をしている間、部屋に入ってみました。
昨日はあれほどきちんと配置されていた物があちこちに散乱しています。
一瞬、実家に最初に足を踏み入れたときの散乱ぶりが心に浮かびました。
帰るための荷造りをしたかった…ようではあります、
でも、その内容はめちゃくちゃで、キャリーバッグにヤカンが入っていました。
そういえば…。
思い出して、腕をまくりあげました。
「ここ噛まれたから撮っておいて」
と私はオムレットくんに言いました。
認定調査は、現状より軽く見積もられてしまうと大変だと聞きます。
証拠を残しておかなければ。
でもちょっと、母の悪い所をあげつらっているようで、良心が痛みました。
地元ではないのに、ひとりでバスに乗って、駅ビルを楽しんで、また戻ってこられるぐらいの気力体力判断力がまだあるのに…。
母を自慢に思ったり感心する気持ちと、不安とがごちゃまぜになっていました。
結局、この写真は誰に見せるまでもありませんでしたので、ここで公開するのが最初で最後です。
自慢できるものでもないので、ちいさいです!
→→ 相談 2 に続く