今日もまた違う一日

今日もまた違う一日

おばあちゃんが認知症になった時のお話です。

そんなこんなで 4

 

ついに本当に令和の時代になりましたね!
しかしそんな時だというのに、いくつも生まれる台風も関係してるのでしょうか…。

秋だからか…。
気圧の変化で具合が良くないです。

 

オムレットくんがハンバーグを作ってくれました!
しかし、買ってきたお肉の量が半端ないです。
結局、玉ねぎの量もパン粉の量も半端なく、ものすごい数のハンバーグが出来上がってしまいました!

  

オムそばちゃん「わたしもね!お父さんが困ってるからがんばってみたんだけどね!すずめのなみだほどしか減らなかった」 

 

まあ、あの量では無理か…。 

冷凍庫のお世話になりました。

 

 

おしりスプーン

 

おばあちゃんが認知症になったお話 → 目次

 

~~ そんなこんなで 4 ~~

 

  

「担当者会議」という名称にいまだに慣れないのですが、施設の一室でミーティングを行いました。
もちろん、おばあちゃんには内緒です。

 

その時に同席して下さった施設の方は、いつもよく見ていてくださる方ではありません。
あまり見ないかただな、とちらっと思いました。

 

そのかたが、いまのおばあちゃんの現状を数え上げて教えてくれました。

 

・トースターはあるのだが、パンをトーストすることがもう出来ない。
・残り物がおかしな場所から見つかる。TVの下、棚の奥、冷凍庫など。
・よく事務所に来て、「どうしたらいいかわからない。親戚の所に行きたい」と訴える。
・服を選ぶことが出来ない。衣替えが出来ないので、ベッドの上に山積みになっている。
・洗濯をしているのかいないのかよくわからない。使用済みの服がたんすの中に入っているような気がする。
・夜、TV、電気をつけっぱなしにしている。

 

母は最近とみに食べこぼしが多いので、汚れているような服は持って帰っていましたが、たんすの中までは気が付いていませんでした。

 

こればかりは一緒に住んでいないとなかなかわかりません。
グループホームが一番妥当だろうなと、心から納得をしました。

 

しかし、ちょっと一番引っかかったのは、顔が腫れる話になった時のことでした。
「顔が一ヶ月も一週間もも腫れているのに来ていただけないし、ずっとそのままでいて対応してもらえない」
と言われたのです。

 

わたし、週に3回も行ってるんですけど…!!
それに、写真も撮ってあるので、一ヶ月もずっと腫れてなんていないことは証明できます。
そばにいるとすーっと引いてくるので、皮膚科に行っても症状が再現できません。

 

そのかた、一ヶ月と言って大げさすぎたのに気が付いて一週間と言いなおしたのも、カチンときました。

 

むう~っと腹が立ってきて、でも抑えました。

 

小さなことでも明らかに嘘とわかる嘘を入れられると、さっきまでの「残り物が見つかる」「使用済みの服がタンスに」という所も嘘ではなくとも大げさに言っているのではないか、という疑惑が生まれます!

 

と言いたくなりました!

 

しかしまあ、わたしはグループホームにかえることは納得しているのだから、出る所で最後に騒がなくても…。
そう思って黙っていました。

 

それに多分、やはり服装のことについては、かなり施設のかたが気になっていた所だと思います。
母は主張が強い人で、服は特にこだわりがありました。
口出しをしないことが身に付いていて私も母の服のあれこれなどは、あまり注意を払っていなかったのは事実でした。

 

その人の自由にまかせる
その人の自由意志を尊重する

 

というのが、難しくなってくるのだ、というのがじわじわとわかってきました。

 

 

→→ 担当者会議 1 に続く

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