今日もまた違う一日

今日もまた違う一日

おばあちゃんが認知症になった時のお話です。

入院 3

どうも風邪らしく、横になっているとオムそばちゃんが帰ってくるなり、寝ている私そっちのけでテレビをつけます。
昨日はプリキュアでした。
またプリキュアかと思ったら…
歌が聞こえてきます。

 

「さうんど おぶ みゅ~じ~っく♪♪」

 

Amazon プライムでサウンドオブミュージックを見ていました!
一度見せたのを覚えていたみたいです。

 

そういえばもう一度見たいなんて言っていたな~と思い出しました。

 

しかしオムそばちゃん、ガンガンに早送りで飛ばしています。
特に本筋とはあまり関係のないシスター達の歌などガン無視です。
ドレミの歌や子供たちの辺りはちゃんと見てました。
そうか自分が興味があるところだけ見たかったんだな。

 

昔の映画は やっぱりちょっと展開が緩やかに感じる時があります。
そこがいいんですけど。

 

Amazonプライム サウンド・オブ・ミュージック (字幕版)

 

おばあちゃんが認知症になったお話 → 目次

 

~~ 入院 3 ~~

 

 

次の日に病院に行くと、母の病室が変わっています。

 

病室を教えてもらって急いで行くと、看護師さんがついて、母をベッドに座らせていました。

 

「はい、立てますか~?」
「!?」

 

た、立ってる!?

 

「リハビリのものです。今日からリハビリ入ったみたいですね!」

 

えええええ?????

 

すると、いつもの看護士さんがやってこられて、
「昨日から精密検査のはずだったんですけど、急遽なしになってリハビリに切り替わったみたいですね」
と言われます。
「詳しいことは先生に聞いてみられてくださいね!」

 

もしかして…。
もしかしなくても…。

 

これ、骨折じゃなかったー!?

 

電話かける前に言ってよーー!!!!
せめて先生の話が終わってからにすればよかった…。
でも、もし骨折もしていなくて大したことがなかったのであれば、よりいっそうクレームつけづらかったかもしれません。

 

母は元気でつやつやしていました。
「もう大したことないわ。すぐ帰れるからね!!」
なんて言っています。

 

オムレットくんは
「それは言って良かったんだよ。だって病院の人だって『見てなかった?どうして?どういう状況ですか?』って感じだったでしょ」
そういえば、当時いた方も説明のため病院に来てくださいと呼ばれていました。
「待遇がよくなることはあっても、悪くなることはないから大丈夫だよ!」

 

意識のない人や弱い立場の人たち…
みるほうも大変だと思うのですが、密室ですし、それこそずるをしようとすればいくらでもできてしまう。
クレームしてしまってごめんなさいと思いながらも、もうそこはいいや!と思うことにしました。

 

 

 

 

 

先生の説明、ここからのびに伸びて3日後ぐらいになりました。

 

「結論からいって、骨折はしています!」
「!そうですか…。」

 

それならすぐにリハビリとは…??いったい??

 

 

 

→→ 入院 4 に続く

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