今日もまた違う一日

今日もまた違う一日

おばあちゃんが認知症になった時のお話です。

母はまだまだ元気

 

久しぶりにコメダに行きました。
コメダは落ち着くので大好きです。
コーヒーもおいしいです。

 

おとなりの奥様が、宣言されていました。
「資産は逆に残したって相続相続税がかかるだけ。私は残さないつもりなの!」
お仕事をずっとされてきた方のようでした。

 

 

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おばあちゃんが認知症になったお話 → 目次

 

 

おじちゃんから連絡がありました。
おばちゃんが骨折して入院したとのことでした!!
びっくりしながらも、本当に不謹慎だけど、おじちゃんのために良かったと思いました。

 

「あんなに人の体が重いとは思わんかった」
とおじちゃんは言いました。

 

あれほどしっかりしてた、全方向から頼りにされてたおじちゃんが、体も心も弱っていると感じました。

 

やっとヘルパーさんは入ることになったみたいですが、こちらも利用したのでわかります。一週間に何度かです。
それでもまったくないよりはずっとましだと思います。
ケアマネさんのついて、ほかの人の目も届くようになるでしょう。

 

他人に迷惑をかけたくない。
かけられることはあっても、かけたことはない。
頼りにされることに自負があって、立派だった人ほど受け入れられずに追い詰められてしまうんだなあと思いました。

 

「いつまでも元気ではない」という考えは、しっかりしたお考えの人の中にはなかなか根付かないです。
それが体のことじゃなくて、思考力のことなんだとわかってもらえない。
自分の判断に自信がある方であればあるほど、そうなんだなと思いました。

 

おじちゃんは、退院したおばちゃんのこれからを、トイレや…お風呂や…食事や…すべてをみてあげないといけないです。

 

確かに母みたいに外に走り出たり、「帰る!帰る!」と主張はしないのですが、重たい人の体を抱えてあれこれするのは、想像を絶するほど大変だと思います…。

 

いつ、衰えが来るかというのは、自分では分からないものなのです。
じわじわと進んで、下手をすると自分が気付くこともないままに判断が出来ない状態になってしまう。

 

オムレットくんが老後を共に出来るか自信がないなんて言い出した時には、本当にショックでしたけど、同じようなことを考えたんじゃないかな…となんとなく感じました。

 

それぐらい、冗談ごとでないのでした。
しかし、オムレットくんは自分が介護するつもりのようなので腹が立ちます!
一般的には先に介護が必要になるの男性の方でしょ!

ありがたいですが…。
お前より長生きして元気でいてやる! 
と恨みがましく考えました。

 

入院騒ぎのその後、
「母はどうですか?」
と施設に聞くと、
「めっちゃ歩いてますね」
とのことでした。

 

確かに歩いています…。
母はまだまだ頑張るつもりのようです!

 

 

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