ウツボの生命力
ご注意!!若干、気持ち悪いお話です。
以前、ウツボを釣ってきたオムレットくんですが、またしてもウツボを釣ってきました!!
以前、ものすごく頑張ってさばいたウツボは割と美味しかったです。
淡白な白身がもちもちしていて、ちょっとフグにも似た味でした。
「シン・ゴジラに顔が似てない?」
「こんなんだったっけ、シン・ゴジラ…」
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よく売っている、リアルな蛇のおもちゃを持って脅かすみたいにオムそばちゃんがお兄ちゃんを追いかけます。
(普通は逆だと思います)
「指を口に入れてみたら?」
なんて言っているので、たしなめました。
「だめだめ!歯が逆さになってるから、もし指を入れて、はずみでぐっと引いたらすごくあぶないよ!気を付けて!」
それでもくるみくん、こわごわ、指を入れてみたりしてます。
「見てすごい歯だ!」
「こわいーきゃー」
無邪気に遊んでいました。
そのあとに、私はオムレット君がウツボをさばくのをのぞきこんで見てました。
あまり気持ちのいい光景ではありません。
でも、釣って食べるのは命を頂くので見ておかないと…という気持ちがあって見ていました。
さばくのはものすごく大変です!
骨が多くて、抜くことも出来ないし骨切り出来るレベルの骨ではありません。
ぎっしりなのに、太くてかたい骨です。
食べられるのはほんのわずか、だけどそのわずかの身がけっこうおいしかったのです。
ところが、半分ほどさばかれたウツボを見ていた私…。
思わず声を上げてしまいました。
「…心臓が動いてる!」
「ほ…本当だ!」
どくん、どくん、動いています。
非常に非常にグロテスクな景色で、さすがにそれ以上は見られませんでした。
たまらず逃げ出してしまいました。
みんな、一気にテンションが下がりシーンとした空気になりました。
命を頂くのを見るにしても、こんなのは見たくなかった...。
(それも勝手なものです)
「これって、危なかったね」
オムレットくんが若干沈んだ声で言います。
「あの時、指を入れるとか入れないとか言ってなかった?」
「言ってた...」
ぞーっとしました。
下手をすると指を噛まれていたかもしれない!
「もう遊んだりしません…」
「いや、また釣れるかどうかわからないし...」
「釣っても気を付けてね...」
ウツボ、いや野性の生き物の生命力を侮っていました。
釣られてもやはり海のギャング、ウツボはウツボでした。
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