ミラーレスを買ったスーパーど素人　１

（カメラがお好きな人にはきっと、ものすごくイライラする記事だと思いますのでお許し下さい）

もう、鬱々とした日々を送っていました。
おばあちゃんには会えない。
仕事は月～金。
湿気がすごい。
暑くてマスクが気持ち悪い。

そんなとき、オムレットくんが電器店に行くというのでついていきました。
買いに行ったのは単なる充電器やコネクターなのですが、あちこち歩いて回りました。
もうレンジも限界だし、炊飯器も汁が漏れてきます。

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そんなときに、カメラに目が止まりました。
お友達が「奮発したの！」と言って購入していた一眼レフのカメラ、すばらしい美しさだったなあ～。

そのかたは主にお子さんの写真を撮っていましたが、うちの子の写真もたまに撮ってもらえると、まるで別人みたいに綺麗にうつっていました。

わたしはとにかく写真がへたくそなのですが、綺麗な写真を見るのは大好きです。
一度だけ、ものすごく頑張って手持ちのデジカメで月を撮ってみたことがありました。

もうずいぶん前のことです。
ブログなんてやろうと思うより前、おばあちゃんがまだまだ元気だった頃のことです。

確か、一眼レフを使わなくとも、設定をいじれば普通のデジカメでも月は撮れる！と書かれている記事を読んでのことでした。

その頃のメモらしきものが残っていますが、
「F4.5のシャッタースピード1/50　露出をどアンダーで」
と書かれています。
今見ても意味がまったくわかりません。
もうすっかり忘れてしまっています。

本当にこれが月を撮ったときのメモだったのかもわかりません。
でも一度だけ、絞り、露出、シャッタースピード、ホワイトバランスという単語の勉強をしました。
使いこなせるわけではなくて、何のことを言っているのかふわっと調べた程度です。

そのときの憧れがまだ残っていました。

いまは一眼レフが、ミラーレスの時代になっているということだけは知っていました。
一眼レフはとにかく、洒落にならないほど高いイメージです。
20万あたりのお値段であると認識してます。
そしてゴツくて重い感じです。

すると、一つのカメラに釘付けに…。

CanonのEOS M100という機種です。
４万円…！？
こんな機種もあるのかあ。

「在庫放出、現品限り」
と書かれています。

隣にはＭ200という機種が…。
ちらっと調べてみると、M100はもう2017年機種で型落ちのようです。

そして、そもそもが低価格で出しているみたいです。
私のような、ちょっとカメラをかじってみたいおくさま向けなのではないかなと思いました。

ただのデジカメでも出来たのだもの。
これを使ったら、また月も撮れるかなあ。

そんな出せるような超絶美麗写真ではありませんでしたが、ちゃんとクレーターも写っていてとても嬉しかったのです。

…というわけで、買ってしまいました…！！！

買うとき、お店の人はフーンそうですかという感じで、にこやかに
「保護フィルターはお持ちですか？」
と聞いてきました。

保護フィルター？はて？何ですかそれは？
「カメラについてないんですか？」
と聞くと
「キャップはそれはついてますが、汚れないためにフィルターはあった方がいいですよ」
と言われました。

「それならください」

素人感が半端ないです。
ど素人が手を出してみようとした感満載です。

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今日もまた違う一日