悶々とする時間
休むことが重なったので、
「お母さんはどう?」
と上司に聞かれました。
軽く事情をお話すると、いつもはすごく感じの悪いパワハラさん(この名前…)が教えてくれました。
「でも、厚労省から面会閑話の通知があったでしょ?」
ええっ?
「家族なら面会できるようになるっていう通知。良かったね!」
知らなかったです!
何なら、このこと(私を施設に入れている)がバレてしまったら、首になってしまうかもぐらいの勢いでお話されてました。
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さっそく調べてみると、確かにあります!
ヤフーニュースは、時間が経つと見られなくなってしまうので、このリンク、いつまで見られるかわかりませんが、コメントには「感染防止徹底なんて難しいだろう」なんて書かれています。
いや本当にど正論で、まったくもってその通りだと思いますが…。
パワハラさんなんて、名前が良くないですが、これはとてもありがたい情報でした。
なんだ、会ってもいいんじゃん!
実際にコロナのクラスターにならないかというのとはまったく違う問題で、やはり行政がOKを出したという外面的な所は大きいです。
* * *
施設から電話がありました。
最近は頻繁です。
かかりつけのお医者さまに従って、漢方薬の六君子湯というのを使ってみるとのことでした。
むかつきをおさえ、食欲を促進させるとのこと…。
物を食べていないのに薬の時間だと言って薬を飲ませると飲むのだろうか…。
とても胃に良くなさそうです。
もしかして、薬を飲ませる時に薬だって行ってご飯を食べさせればいいんじゃないかな~だめか…。
そんな簡単なものではなさそうでした。
あれこれ、悶々と考えてしまいます。
母に対して むき出しの自分になるということは 私も自分の今の家族にはどこか、仮面をかぶって生きてるのだろうか。
今はあんな風に神経を逆撫でにして、目を吊り上げて怒ったりしなくてもいい生活です。
こんなに平穏な生活があるだろうかと思う毎日です。
仮面をかぶってる感じはありません。
やっと普通の自分でいられる生活だ、という感じがします。
というよりも、母は、その平穏無事な普通の生活の下にある、出さなければ出さなくてもいい変な感情をつかみ出してくるような所があります。
それが母の言う、「家族は本音!」でした。
今となっては、それは本当になくてもいいと思いながらも…。
誰に対してでも、けっこう突っ込んだ大切な話し合いをする時に、その本音を出す練習(無駄にキツいし、そんなに頻繁でなくていい、と言いたい種類のものでしたが)みたいなものがとても役立っていたこともまた確かであるような気がしました。
もしそれが、母が死んでしまって消えてしまったら、おそらく私はこの世に一人ぼっちでいるという気持ちになるだろうな。
母の所で喧嘩をしましたけど、ちょっと思い出したことがありました。
母は、寝転んであまり話さなかったのですけど、私をじーーっと見て
「あんた、結婚してやせんやろうね?」
と言いました。
結婚したことなど、忘れているのには慣れていたので、その時はあまり気に止めていなかったのですが、よく考えると、結婚してるかしてないかばかり、どうしてそんなに気にしてるんだろう?とふと疑問に思います。
その後にさらにちょっと母は、こっちに顔を近づけてじーっと見て
「そう簡単にお嫁にやってたまるかえ?なあ?」
と低く言いました。
思い出してみていて、ちょっとぞっとしました。
結婚するときに、母が大騒ぎしたことを思い出して…。
あの時の抵抗を思い出して、いまだに!?と思うところがあります。
これほど色々忘れて、残っているのがそこの執着なのか?
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