今日もまた違う一日

今日もまた違う一日

おばあちゃんが認知症になった時のお話です。

クレーマーになりそうで


 

病院の先生と、話し合いの場を持つことになりました。
母が骨折をして、これから寝たきり生活に移行する可能性が濃厚になったことで、色々と調整が必要になったようです。

 

母に電話をしていいかと聞いたものの、これまで何となくせずに来ました。
この前の病院がショックでもあり、大変だったというのもありますが、かけられない気持ちになっていました。

 

というのも、かけてしまうと、どうしても施設のかたに文句を言うか、クレームをつけてしまいそうで、その気持ちを抑えていました。

 

 

 

 

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おばあちゃんが認知症になったお話 → 目次

 

 

前に転んだときも、誰も見ていなかったといいます。
転ぶたびごとに、さあこれまでだという風に、お医者さんも施設も、まるで「寝たきり予備軍」のように扱うのですけど、母はそのたびに復活してきました。

 

今度だって、末期がんの診断を受けていても、それでも歩いて私の家に来ることができるまでになっていたのです。
それなのに…。
 

 

ずっと見ていることが不可能だというのはわかります。
お年よりのお世話がものすごく苛酷なのもわかります。
母が動きすぎる人なのもわかります。

 

とてもわかるのです…。
でも、それも全部、仕方ないことだと目をつぶってきました。

 

多少の無理を言って、コロナの中でも、こうして会わせてもらっているのだから、という気持ちもありました。

 

迷いながら親会社の企業のプレスリリースを見てみました。

 

確かに、面会禁止は、去年の一番盛り上がっているときに、一度広報されていました。
しかし、11月にいったん、解除されているのです。
面会も、時間や頻度など、細かく設定されていはいますが、守れば毎日行くことも否定していません。

 

そして、この緊急事態宣言においても、新しいプレスリリースは出ていないのです。

 

何だか、ずいぶん、バレたら首が飛ぶぐらいの勢いで、
「会わせているのは基本反則だから!!」
ということになってましたけど、
外出はどうかわかりませんが、会うだけならそんなにも禁止される理由なんてないんじゃないか、と思い始めました。

 

なので、どうにも電話できずにいました。
気持ちがおさまらないので…。

 

そこに病院の先生との打ち合わせの連絡が入ったので、なお心が乱れてしまいました。

 

たぶん、すごく何か言ってしまいそうです。
守れば「濃厚接触者」にもならない状態での面会を、あれほど禁止される筋合いはない!ということ…。

 

そして、面会禁止をしてまでコロナを入れまいとしたとしても、「見ていなくて転んで骨折」した上に、病院に行けば、救急では本当にコロナであることが明白な患者さんとすれ違う。

 

そっちの方が、ずっと感染するリスクは高いのじゃないのか?
何のダブルスタンダード
何の根拠?
プレスリリースにも出ていないのに?

 

たぶん、介護ベッドには変えないといけないでしょう。
ベッドの処分はご家族が、という感じです。

 

ならばオムレットくんに話さないと…。
私ひとりでは解体したり持ち出したりとてもできません。

 

オムレットくんに話してみました。
すると、オムレットくん…。

 

またしても、怒り出しました!

 

「あの施設は、転倒も見てなくて、病院には家族に行かせて、コロナにかかる危険を冒させた上に、ベッドをどけたいからって、じゃあ毎日東京に通ってるぼくを、ホイホイ中に入れるっていうの!?」
「・・・・・・」

 

そんなこと言われても、と思いますけど、ごもっともです。

 

「どんだけ勝手なの!?都合よく使い分けて、それでコロナが出て、ぼくのせいにされたらたまったもんじゃないんだけど!」

 

今回はそうとうにおかんむりです。

 

 

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