動物園のパワハラ・スパイラル
しろくまさんは、クセがあるひとです。
(これまでもネタにしてきましたけど)
わりとあほたれで、たまにカチンとくることを無神経に言います。
この白くまさんがパワハラのターゲットになってしまったわけですが…。
この白くまさん。
なんと自分自身がパワハラで一度訴えられたことがあるというほどのあたりが強い人なのです!
だめじゃ~ん!
パワハラしてきた人がパワハラされているという地獄の展開です。
しかし、もともと若干めんどくさい人がプレッシャーをかけられたとき、どうなるかというと、これは周囲の人が十倍めんどくさくなるというのを、わたしは身をもって体験してしまいました。
白くまさんは、このようにすごく押しが強くて顔も怖いし、ガンガンに上からかぶせるように物を言い、責めるように話します。
でも、悪い人じゃないんです、
人間味があります。
悪い人じゃないっていうのは良い人ではないっていうことだと言いますがこの人は根は本当に良い人です。
(あほたれですが)
周りのベテランおじさんたちもそう思ってるみたいで、からかったり、仲良く話してます。
慕われてるとまではいきませんが、気が良くて人情味の溢れる人です。
言い方が怖いんですが、それは中身が悪い人じゃないとわかっていればどうということもないので、これまで私はわりと普通に接することができていました。
付き合いづらい人であることは確かです。
突っ込みどころもたくさんあります。
この白くまさんに、緑の血が流れているゴリラさんがなぜか、意味が分からないほど強い言い方で責め立てるようになりました。
異常に細かい所をネチネチと説教したり、集中攻撃を始めてしまいました。
少したったらおさまるかなと思いましたが、まるで終息の気配がありません。
(そのおさまるというのも、ターゲットを別に作るということでもあるので、微妙なのですが……)
多分、気に入らないんだと思います。
あと、突っ込みどころ満載の人ではあるので、やっちゃっても周囲の指示を得られやすいだろうというような計算も見え隠れします。
(こういう計算をする人なんです!)
押しが強い人は、上からやられると弱いです。
縦社会の典型です。
白くまさん、ゴリラさんには、何1つ反撃できません。
はい~わかりました、わかりました!と言って、やり過ごそうとしているのですが、怒られた指示の内容が頭に入っていません。
訂正してもまた怒られるの繰り返しです。
このやりとりを聞いているだけで多大なるストレスになって私はまた耳栓をつけるようになってしまいました。
前に書いたかもしれませんか、何デシベルあるのだろうかというような声の大きいタメ口を使う人もいます。
・パワハラゴリラさん
・やられてるけど癖もある、押しが強い白くまさん
・「だってぇ」「でもぉ」と、大きな声でタメ口を使う新人さん。
このうち、せめて一人欠けていたら、まだ何とかなったのかもしれないですけど、トリプルは本当に辛いです。
* * *
自分なりに今回のパワハラの構造を考えていました。
(逃避してました)
色んな人に話を聞くと、根底に一番上の上司、つまり役員さんがいるみたいです。
役員さんが、真ん中の上司(ゴリラさん)にプレッシャーを与えている。
ゴリラさんは怒られるのが大嫌いなタイプです。
自分もミスをしたくないし、下のミスも許さない。
もともとそういう性格なのに加えて、役員さんが暗黙のプレッシャーをかけているので、それで下の人に対するミスの叱責が一層ひどくなっている。
ということらしいです。
そして、突っ込みどころがたくさんある白くまさん、これがまた、ただやられているだけでは終わりません。
おとなしいインコさんが、今度は白くまさんのターゲットになってしまいました。
前から白くまさんは、インコさんにはあたりが強かったらしいのですが、
「こんな感じではさすがに訴えられるだろう…」
というような口調がすっかり復活していて、インコさんは毎日、手ひどくやられています。
役員→ゴリラさん→白くまさん→インコさん
ああ、もう聞いてるのが本当につらい!
かなり昔の画像です。美味しかったサンマ(時期はずれ)